2009年5月11日

Refree

ジーコ

   

  「審判は緑のユニフォームを着るべきだ」

 事件は93年のアントラーズ対ヴェルディのチャンピオンシップ第2戦で起きた。アントラーズの1点先行で迎えた後半37分、鹿島DFがPKをとられる。カズがボールをセットし、距離をとった瞬間、ジーコがPKスポットに歩み寄り、ボールに唾を吐いた。ジーコは2枚目のイエローで退場し、アントラーズはチャンピオンシップに敗れヴェルディの年間優勝が決まった。

 事件の下地はあった。第1戦では9枚のイエローが乱れ飛び、アントラーズは10人での戦いを余儀なくされ敗戦。第2戦でも、ヴェルディ寄りのジャッジが続き唾吐きへとつながっていった。唾を吐くことは非紳士的行為として決して許されることではない。もちろん、世界的な選手だったジーコも重々わかっていた。言葉にある「緑のユニフォーム」とは、ピッチ上で審判が目立ってはいけないという比喩である。ジーコが伝えたかったのは、勝利への執念とJリーグの審判技術の向上だったと思われる。

 たまに自分がこの試合の王様だとばかりに、ピーピー、ピーピー笛を鳴らし、カードを出す主審がいる。このジーコの言葉みたいに審判は、目立たないように試合を進めなきゃいけないと思う。今年3級審判の試験を真人とヒジリが受けに行っている、この言葉を胸に頑張ってほしいと思う。二人には、写真の人みたいに本当に緑の審判服を着て、芝生と同化してほしい。。。


ミスターピッチ


投稿者:FC-Cyberstationat 09:04 | ガセッタ・デッロ・スポルト | コメント(1) | トラックバック(0)