2007年10月12日

オオカミ少年

 オオカミ少年とは、昔の童話でヒツジ番をしている男の子が「オオカミが来たぞ〜!」と何回もうそをついて村人達が驚く姿を見て大笑いし、本当にオオカミが来た時に誰も信じてくれなかったという物語である。自分も子供がうそをつかないようにこの話しを何回かしたことがある。この物語を聞いて思うのが、やはり人と人とは信頼関係がないと上手くやっていけない、相手の人がうそばっかりついていたり、言い訳ばっかりしてると、仲はいいんだが、信頼できないということが出来てしまうことがあると思う。たとえばKリーグへの参加を呼びかけたとしよう。前にいた大志が「わかりました、参加します。」と言って当日直前になって試合に来なかった時、みんなが思うのが、「大志に何かあったんじゃないのか」とか「大志仕事忙しいんやろ」とかだ。しかしこれが信頼がおけない奴だと「またアイツこんぞいや」となる、本当に何かあってもだ。この間の試合のときでもそう、ある選手が試合直前になって「ここに置いていた試合用の短パンがない」と騒ぎ始めた。近くにいるみんなで自分のカバンの中だとか、座っていたシートの下なんかを探した。探している人間みんなが、「本当は家に忘れてきたのじゃないか」と思ったが本人が必死の為みんなで探した。しかし見つからないので一回家帰ってみてこいと帰らせた。そしたら家にあった。仕事でもそう、信頼のおけない奴に大事な仕事は振らない。「この本当は家にあるんじゃないのか?」と思われたり、試合にくると言っていて来なかったり、あるいは約束を守らなかった人間が、仲はいいんだけど大事なことを頼めない人間、信頼できない人間、口ばっかの人間が、オオカミ少年的な心を持っている人間だと思う。信頼できる人間、みんなから信用される人間にはすぐにはなれない、変わろうと思うなら、積み重ねの継続が必要だ。

PS 先程Kリーグの例を出したが、試合を組んだ人間は相手チームのこともあるので、毎回人数が集まるか必死だ。確かに家庭の事情もあると思うが、その人の心意気を組んでやってほしい。試合を組んだり、グランドを確保したりと言うのは手間がかかり、そして、その人も同じように仕事をしている。

投稿者:FC-Cyberstationat 10:11| ガセッタ・デッロ・スポルト | コメント(0) | トラックバック(0)

◆この記事へのトラックバックURL:

http://control.bgstation.jp/util/tb.php?us_no=234&bl_id=217&et_id=9526

◆この記事へのコメント:

※必須