2007年11月8日
サッカーのちょっといい話〜第2話〜
カズは当時、絶大な人気だった。(その試合では2得点ゴール) あれだけ人気なんだからきっと天狗になって調子こんだヤローなんだろうな。と思っていた。
試合が終わり、甥っ子が、どうしてもカズのサイン欲しいと、言うこと聞かず、 近くに居たヴェ ルディーファンに「どうしたらもらえますか?」と聞いたら チームバスで来ていたら、 それに乗り込む時にもらえるかもしれませんよと教えてもらい、 そこに連れて行ってもらった。
するとカズが現れた。 前の方にいた甥っ子と自分は、 周りの黄色い声に、圧倒されてたじろいでいた。 そして甥っ子は、怖くなって色紙とサインペンを持ちながら泣いていた。
そしてカズが、 前を通り過ぎようとしていた。 勇気を振り絞って甥っ子が、色紙とサインペンを一生懸命差し出すも、 近くに居た、ギャルっぽい女の子が甥っ子を押しのけて、サインをもらおうとしたその時、
「小さい子供いるのが見えないのか?」
と女の子に言い放ち自分の甥っ子の頭をなでて、 満面の笑顔で「大きいサインあげるから泣かないで」と、 色紙いっぱいにサインしてくれた。
そしてさっきの女の子がサインもらおうと、カズに差し出すも、 カズは無視。バスに乗り込んでいった まさにKINGこそ漢。 私は、それ以来熱狂的なカズ崇拝者です。
その後甥っ子は中学生になり、サッカー部に入部 。 背番号11FWとして、活躍している。
投稿者:FC-Cyberstationat 07:43 | ジロー日記 | コメント(6) | トラックバック(0)