2009年4月27日

vs FCコリナス

県リーグ 第1節 2009年4月26日

キックオフ:16:00〜 / 試合会場:まめだグラウンド

FCサイバーステーション

 1

1−0

0−0

 0

FCコリナス

得点者

向野

メンバー

前半 

        山岸   長沼  

           石丸

  小林               安田

           向野

  乾     埴田   辻川   中川

           山田

 

後半 

        山岸   長沼  

           石丸(木下)

  小林               安田

           向野

  乾     埴田   辻川   中川

           山田

 

 

戦評

 神からの 勝利のパスは 悪条件 

 目が覚めたのはAM9:00。窓の外は荒れ狂っていた。テレビをつけてみればニュース速報で暴風波浪警報のテロップが。。。やるのか?やらないのか?いや、やってくれ。勝つためには中途半端な雨では生ぬるい。祈るような気持ちで空を見上げる。県内で行われる北信越リーグは中止になったと連絡が入る。嫌な予感が一瞬頭をよぎるがすぐに平静を保つことができた。そう、2部の理事はミスター根性論者だった。北がミサイルを発射してもやるだろう。こうして2部リーグは晴れの開幕を極寒、悪天のバッドコンディションの中、強行された。相手はFCコリナス。昨シーズン2位で入替え戦では人手不足で敗れはしたものの優勝候補No1。今年は若手を補強し、凄みを増したと評判のチーム。初戦ならばスキは必ずあるはず。

 前半、風上に立ったサイバーは予想に反して相手陣内でボールをキープ。強風は確実に12人目の選手となって相手のクリアボールを押し返していた。グラウンドレベルではまめだ独特の砂地に水溜りが美しく輝く。ストップザドリでこちらも相手にスピーディーな仕事をさせない。流れは確実にきていたそんなときだった。コーナーキックのキッカーはヒカル。二アに水しぶきをあげて入ってくるボールに触ったのはタカシ!ヒールで無理やり触れたボールはゴールにきっちりおさまった。なんと先制!!この後ピンチらしいものは少なからずあったが、修羅場を潜り抜けてきた団結力に自然の力が加わり前半を0封。

 勝ってるときはみんなよくしゃべる。ハーフタイムに入っても気持ちは切らさずまとまりがあった。後半に入り風下となる。戦況は若干悪くなるが、前半でコリナスが苦労していた点を見ていて風下でのウィークポイントを注意し合っていた。GK山田も先日のボア戦で学習した胸トラップでいじっかしさを演出。後半に入ってのディフェンス陣は特に集中していた。マサル&ダイシの男気センターバックを中心に、右サイドからは二郎砲がいつもよりもオーバーラップでチャンスを演出し、左からは出血男の乾がキレのいい飛び出しとインターセプトで不慣れなポジションで期待以上の働きをしていた。当然こんな試合をしているときはベンチも盛り上がる。忘れてならないのはエースナンバー10を背負うキャプテン拓郎。この男のベンチでの存在感は天才的だ。どこでやってもホームな感じを演出するその声だしはもはや芸術の域に達している。応援に駆けつけてくれた安田コーチフリークの子供たちも拓郎の声に反応し合唱していた。しかし終了間際に出番が回ってきたときの準備が遅く、3人くらいで服を脱がしてもらっていた。この男、いくつになっても甘えん坊だ。なにはともあれなんとか守りきり試合終了。

 勝った。勝ちきってやった。このところの厳しすぎる試合は確実にチームを成長させている。団結は技術や戦術以上に勝つためには必要なんだということがよくわかった試合だった。試合後、雨も上がり空には大きな虹がかかっていた。一人の子供が 『勝利の虹や!』 と叫んでいた。その光景はちょっとしたドラマにでてきそうな一幕だった。そしてこの日を終えて、勝ち点3の単独首位。1部の背中が見えてきたか!?ここからしばらく空いてしまうが切らさずがんばっていこう!


投稿者:FC-Cyberstationat 07:14 | 試合結果 | コメント(0) | トラックバック(0)