FCサイバーステーション

県リーグ　第７節　２００８年９月７日

キックオフ：１１：３０〜 / 試合会場：小松市民センター

得点者

山岸　西川

 メンバー

戦評

　夏が過ぎ　季節はずれの　春がきた　奇跡の残留　あると思います

　県リーグ第７節。絶対に負けられないシリーズの第２戦。今日の相手は先日首位メアーレと引き分けた錦城ＦＣ。群雄割拠の２部リーグ。油断してると食われます。生き残るためにも当然勝ちにいくサッカーを心がける。

　まさかの開幕５連敗で追い込まれてから数週間。ストイックに勝ちを意識して練習に取り組みチーム全体にもいい緊張感がでてきた。今日がデビューとなるＧＫ山田は家族一丸となって行われる稲刈り大会を早々に切り上げ、試合会場に稲穂の香りとともに駆けつけた。しかし選手証のハガキがなく、それを取りにいっている間ＧＫはなんとポンちゃんがつとめることに。この日の本田は他の選手同様にいい目をしていた。立ち上がりこそ硬さもあったが、シュートを打たせてはいけないという全員の高い守備意識に本田も必殺のネコパンチでこれに答える。そのキレはミッキーロークのネコパンチよりも優しく、ずっとネコっぽかった。そして１５分間くらいを完封し拍手喝采の中ピッチをあとにした。ポンちゃんGood Job。ピンチの後にチャンスありとはいうがノブがゲームを盛り上げる。ノブは悩んでいた。Ｇリーグでは断トツの得点王も県リーグではいまだ無得点。なんとかしたい、そんな魂のドリブルがエリア内でのファールを誘う。ＰＫは安定感では郡を抜いていて、この日もサイドで起点となりチャンスを演出していたタカシが蹴ることに・・・まさかのポスト直撃。その後もシンのシュートがクロスバーを直撃するなどゴールが遠い。前半はこのまま終了。

　後半に入って早々ゲームが動く。うちのコーナーキックからのボールがゴール前でスクラムの中に埋もれ、こぼれ落ちたところにいたのは悩める脱臼ストライカーノブ！今期初ゴールは豪快に蹴りこまれた貴重な先制点となった。攻撃の手はまだ続く。往年のスピードスター中川二郎（３３）が一瞬の輝きを放ったドリブルはエリア内まで侵入し、そこで倒されＰＫに。キッカーはＮＯ１往年ＦＷ西川靖之（３５）。相手ＧＫとは親子くらいの年齢差があると思われるが、その豊富な経験と輝く栄光が若い芽を摘む。追加点は西川さんの今期初ゴールとなった。ここからが長かった。何人かは足がつり、受身となってしまう。高地がポコポコヘッドで跳ね返し、ＧＫ山田も熱いセーブで立ち向かう。しかし一瞬のスキをつかれ豪快ミドルで１点奪われる。苦しい試合となったがなんとか反撃をこの１点に押さえ勝ちきった。

　しぶとい。本当にしぶとくなった。あと２戦、まだ首の皮１枚でつながってることに変わりない。月末には答えがでている。こうゆう緊張感はそう味わえるもんでもないので濃い〜９月にしていきましょう。