2009年03月05日

キングカズ

キング 横浜FCのJリーガー三浦知良は、自主トレを終え帰る準備をしていた。彼が一人で駐車場に向かっていると、一組の夫婦が彼に話しかけてきた。夫婦は彼の今までの功績をたたえた後、自分の娘は重い病気にかかって死に掛けているが、お金がないために、手術をする事ができないのだと彼に伝えた。それを聞いて哀れに思ったキングカズは「これが子供のために役立てば良いのだけど」といって、1億3000万円の小切手を夫婦に渡した。翌週、彼がクラブハウスでトレーニングをしていると球団の職員がやって来た。「先週、駐車場にいたサポーターが、カズさんが中年の夫婦に会っていたと言っていましたが・・・」キングカズはうなずいた。「実は」と職員は続けた。「あの夫婦は有名な詐欺師で病気の女の子なんていないんです。カズさんはだまされたんですよ」「じゃあ、死に掛けている女の子なんていないの?」「そのとおりです」すると、キングカズは笑いながらこう言った。「そうか。そいつは今週で一番の良い知らせだ」

投稿者:FC-Cyberstationat 07:50| ジロー日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

◆この記事へのトラックバックURL:

http://control.bgstation.jp/util/tb.php?us_no=234&bl_id=217&et_id=28544

◆この記事へのコメント:

※必須