2009年03月30日

vs Blue Lagoon

天皇杯地区大会1回戦 2009年3月29日

キックオフ:11:00〜 / 試合会場:石川高専

FCサイバーステーション

 3

2−0

1−1

 1

Blue Lagoon

得点者

小林 西川

山下

メンバー

前半 

        山下   西川  

           山岸

  小林               木下

           石丸

  向野   松村   高地   中川

           山田

 

後半 

        山下   西川  

           山岸

  小林               木下

           石丸

  向野   松村   高地   中川

           山田

 

 

戦評

 職人芸 エリア内では 裏稼業 

 最近、試合といえば人里離れた遠方ばかりな気がする。今日の試合会場は石川高専。今季初の土のグラウンドだ。何の因果かこれまでは人工芝で思う存分贅沢させていただいた。そろそろ現実を見なければならない。ここ石川高専は少し前まで降り続いた雨のせいで水溜りが数箇所、土からなるクレーターが全面に広がり、青春時代を髣髴とさせる昔ながらのグラウンド。慣れというのは恐ろしいものだ。グルグル石丸は目の前に広がるボコボコの戦場をみて早速意気消沈していた。勘違いしてはいけない。今までが良すぎたのだ。対戦相手はかつて3部時代にしのぎを削ったブルーラグーン。2部を勝ち残った手前負けるわけにはいかないが、集まったのは11人。B型インフルのモウリーニョも不在。怪我人の高地、栄養不足のタカシ、そしてレジェンド西川さんらのコンディションが鍵を握るか。。

 前半は久しぶりの土のグラウンドのイレギュラーにタイミングが合わず、思うようにボールもゲームもコントロールできない。パスミスなどから危ない場面も何度かあり中盤での攻防が続いた。しかし、物静かに目をぎらつかせている男がいた。山岸伸幸(30)。仕事人はグラウンドコンディション、相手との間合い、すべての条件を計算し尽くしたその時、審判はPKを宣告していた。キッカーは満場一致でヒカルが蹴ることに。ヒカルの目に迷いはなかった。その弾道は先日の悪夢を忘れるかのように完璧な軌道でゴールにおさまった。待望の先制!これを機にリズムが出てくる。ノブからサイドのスペースに走りこんだ山下に出され、センタリング。ボールは無回転気味にブレながら中央の西川さんの左足に吸い込まれ、気がついたときにはゴールにものすごい勢いで突き刺さっていた。前半は2点リードで折り返す。

 後半に入り、気合を入れなおしてゲームスタート。人材不足で普段のポジションではないものも何人かいて、バランスが悪くなる場面もあったが、だましだまし時間がすすんでいく。高地はケガをしていてもハードディフェンスで踏ん張っていたし、今年初登場のタカシもタイツすらユルユルになるくらいガリガリだったが〆るところは〆ていた。そして後半も半分が過ぎた頃、ノブから山下にスルーパス。フリーで山下が決め3点差となる。その直後、気の緩みがあったのかスルスルっと抜け出されなんとなく決められてしまった。こういうところの詰めが甘い。まだまだ修行不足といったところか。結局3-1で勝利。

 何年かぶりに天皇杯の1回戦を突破した。これから本格的なシーズンに入るが、課題も多い。特にコーナーなどのセットプレー。チャンスのはずが入る気もしなければ、テイヘンズのようにかちゃかちゃにやられたりもする。ここは強化しておきたいところだ。試合後、木下コウキヘッドコーチが『お父さん何でディフェンスせんが?』といっていた。子供は親の背中を見て育つ。気をつけよう。

投稿者:FC-Cyberstationat 14:57| 試合結果 | コメント(1) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

北国新聞に忍者らしき人物が・・・。

投稿者:サッカー関係者: at 2009/03/30 15:50

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