2009年07月04日

vs FC Ω

Gリーグ 第4節 2009年7月2日

キックオフ:19:40〜 / 試合会場:金石中学校

花の北光SC

 2

2−0

0−1

 1

FC Ω

得点者

矢木 浜本

メンバー

前半 

         浜本   矢木  

            中保

  小林                  堀        

            安田

  乾    道花     出村   本田

            木村

後半 

        山下    山岸 

            中保

  小林                横山       

            安田

  乾    道花     出村   中川

            木村

 

戦評

 社会人 何があっても フェアプレー     

 週末の大激闘から中3日。メジャーリーガーでも中4日のローテだが、われわれにとっての休息は、直接油断へとつながるためそうもいってられない。そのことは自分たちが一番良く分かっているのだろう。この日集まったのは15人。Gリーグ史上最高の寄り合いだ。今日の対戦相手はΩ。昨年はG2で対戦しているが見事に足元をすくわれて敗戦。連敗は許されない。

 前半からボールと人とが動くアグレッシブサッカーを展開。この日は定刻通りに登場したヒカルが縦横無尽に動き回れば、耳をそろえて部費の支払いを終えた堀が我が物顔に右サイドからピンポイントクロスを入れてくる。ゲームを動かしたのは、厳しい取立て地獄から脱した堀からだった。堀が打ったシュートは惜しくもGKに阻まれてしまったが、そんなおこぼれを虎視眈々と狙っていたマサトが押し込み先制!褐色の武田はあくまでも泥臭くゴールを決めて魅せた。今宵の主役はもう一人。若くない若手のハマだ。地味に頑張ってきたハマはこの日も足が絡まり右往左往。でもあきらめなかった。そして神はそんな不器用な男にそっと微笑んだ。あの瞬間何かが宿ってハマの右足から放たれたボールは大きな虹を描きゴールへと吸い込まれていった。『名前は浜本勝也。20歳です。』 単身でチームの門を叩いた若者が日の目を見るのに4年かかった。しかしもう迷いはない。ハマが若者と呼ばれるには少々歳をとりすぎたかもしれないが少年のような笑顔を作って見せた。

 後半からは交代要員をフルに使い、一気の逃げ切りを企てる。しかしこのご時勢、そうは簡単にはいかない。相手ゴールに迫っていくが、決まらない。雲行きはどんどん怪しくなる。インターセプトから持ち込まれると、手薄なところを見事に突かれ失点してしまう。苦しい展開となったが最後まで攻防が続きタイムアップ。安堵の気持ちが押し寄せたときに事件は起きてしまった。

 試合終了の後、整列に戻るうちの選手にに対し、相手選手が足を出し倒されてしまった。この非紳士的行為に対し激怒してしまったうちの選手が相手に詰め寄るという一幕があった。試合終了の笛が鳴った後でのこの出来事。普通の人間なら誰しもが頭にくることだろう。だがその場では耐えなければならなかった。理不尽なことだと思うかもしれないが、大人であり子供たちの見本であるということを自覚しなければならない。ただ、チームとして言わせていただくと、このような許せない行為は二度とあってはならない。この選手はどんな事情があって足を出してしまったのかはわからないが、この行為を深く反省して欲しいと思う。そして次に対戦するときはお互いを称えあえるようないいゲームができることを切に願います。

投稿者:FC-Cyberstationat 00:45| 試合結果 | コメント(0) | トラックバック(0)

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