FCサイバーステーション

社会人選手権　/　１回戦　２００９年１０月４日

キックオフ：１１：３０〜 / 試合会場：県営根上サッカー場

得点者

西川　小林

長沼２　

メンバー

戦評

 試合中　手を振る先に　夜のにおい　
　

　県リーグが終了して一段落。今年は毎年恒例の入替戦もなく、例年なら強化月間にあたる１０月は、家族サービスや運動会といった大人の行事に本腰が入る月となるはずだった。シルバーウィークのときもそうだったが、各家族にとって自由という名の時間はこの世で一番貴重で手に入りにくい。審判問題にメンバー集め、回線がパンクするほど電話して、いろんな人に頼みまくってようやく集まった１１人。人集めは試合に勝つより難しい。相手は胸に高州園の文字を掲げたFCアズーリ。二郎さんのいとこのゴキも所属しているチームだ。昨年は能登地区を制しているので油断はできない。

　むりやり集めた１１人ということもあったが適材適所にメンバーが集まった。開始からゲームを支配しボールを回し続ける。先制点はSALグループから。シンが優しいパスでセンタリング。中央で西川社長がヘディングで押し込み難なく先制する。その後も攻撃の手は緩めない。ヒカルがドリブルで切り込み左一閃で２点目。後半に入ってからもFKから山下が顔面で優しく落としたところをシンが押し込み３点目。終盤さらに４点目も上げ終始試合を有利に進めた。DF陣はこれといったピンチもなく、落ち着いた守備をみせた。中でもノブはDFラインに入ってもアカデミー級のうまさをみせた。開始前はどうなることかと思われたが、結果４−０で完勝した。

　サッカーは試合するだけじゃないということを重々わからなければいけない。準備に６人しかいないのではゴールを運ぶのも一苦労だ。みんなの協力がなければ試合すらできないだろう。そしてこの日の第１試合では波乱が起きた。開始時点で９人しかいなかったサザンがベテラン揃いのトノールドに敗れた。ボクシングの内藤大助のようなうまいゲーム運びは、冷静すぎて抜け目がない。次の相手はそんなトノールド。クールな一戦となりそうだ。