FCサイバーステーション

県２部リーグ 第７節　２０１０年１０月３日

キックオフ：１１：３０〜 / 試合会場：加賀市陸上競技場

得点者

メンバー

戦評

　昇格は　これが現実　まだ早い　　　　　　

　２部リーグの最終節。川北FCが第1試合で勝利を収めたため勝ち以外は昇格見送りとなるこの一戦。思い起こせば今年の始め、悲願の1部昇格を達成するために、メンバーの大幅な入替えに踏み切った。15年前の結成時からチームを支えてきた経験あるベテラン勢から、若手中心への世代交代はいろんな思い入れもあり容易に決断できるものではなかった。それでも1部に上がるためにと、潔く第一線から退いてくれた友のためにもどうしても勝たなければならない試合だった。気持ちは入っていたが、そこまでの集中力、重圧や緊張感に打ち克つ力、チームと自分自身の能力を信じる力が十分ではなかった。ゲームでこれらの力を最大限発揮するには、それなりの土台作りが必要となる。負けたのは自分の胸に聞いてみれば少なからず思い当たる節もあるはずだ。たかが社会人サッカーだが、本気でぶつかり合っているのだからそんな甘いもんじゃない。失点したシーンも当たりそこなったボレーシュートだったがゴールに吸い込まれていった。得点チャンスも数多くあったが、ゴールマウスを捕らえられなかったり、ポストに嫌われたりしている。ときに勝敗は天の声に委ねられるときもあるが、当然しっかり準備をしてきたものに最後は微笑む。すべてがまだ時期早々だったのだ。伸び白は目に見えている。あきらめなければチャンスはある。この悔しさはしっかり胸に刻んでおこう。