2011年09月21日

vs 押水FC

県リーグ(2部) 第4節 / 2011年9月18日

キックオフ:15:30〜 /  試合会場:安原運動公園

FCサイバーステーション

 2

0−1

2−0

 1

押水FC

得点者

大谷孟 山岸

メンバー

前半 

         山下   高木

            長沼

  北                 古立  

            大谷孟

  松村    出村   山岸    乾         

             境

後半 

          長沼   山岸

             小山

   北                 古立  

             大谷孟    

   山下   松村     出村   乾         

             境

  戦評

 残暑厳しい9月にうんざりしていたが、週間天気予報ではようやくその終わりを告げていた。ここ数日は雨混じりの天気で蒸し暑い日が続く中、ピンポイントで晴れ間が覗いた9月18日。各地で昨日の順延で運動会が行われ、ここ安原では県リーグの4戦目が開催された。前節、野々市に大敗して士気の急降下が懸念されたが不安はそれだけではなかった。新守護神のミノルは稲刈りのため欠場。ヒカル&トオルの飛車角も仕事のため欠場。クリス高木は腰の軟骨粉砕で故障者リスト入り。極めつけは闘将ダイシの緊急入院。生まれたての姿となり、本来はえてるものもままならない状態で試合どころではない。GKは本職出身のガンちゃんでいけるが、どれだけ数えても1人足りない。これまで急に入ったカップ戦や練習試合でたりないことはよくあったが、まさかリーグでもこういうことが起こるとは・・・。確証はなかったが後半になればコヤが現れる可能性があったため、なんとしても11人で臨みたかった。苦渋の決断だった。まさか重症の高木を使う羽目になるとは。。しかし首位爆走中の押水に昨年の借りを返せるのか!?

 不安だらけの立ち上がりだったが、思いのほか互角に渡り合う。気持ちの高ぶりが実力以上のものを出しているのだろうか。いや、それだけではない。いつもと決定的に違うものがベンチにある。純&二郎の大御所コンビだ! 甲子園にいる阪神ファンのおっさんのような声援は、静か過ぎるチームに生気と活力を与えていた。しかしどこまでもちこたえられるのだろうか。意外と効いてた高木のピッチ内散歩にも限度がある。不安が拭えないまま時間は過ぎていく。そして迎えた前半終了間際。運動量も落ちてきて、デムがパスの出しどころなくさまよったところをインターセプトされてしまう。そのままゴール前まで軽いカウンター気味にもっていかれゴールを許す。先制点は押水に。前半は1点ビハインドで折り返す。

 ハーフタイム、待望のコヤが所用を終えて駆けつけてきた。前半苦しんだ分、この投入は後々効いてくるだろう。そして自分たちにはとっておきがまだあった。前半守備固めでDFにしたノブを前線に。必殺技はやはり後で出したほうが効果的だ。負けてはいるが後半に向けて気負いは全く感じなかった。後半が始まり、その効果はすぐにあらわれた。左サイドからデッドゾーンに突入したところからそれは始まる。ボールとわかっていても振りにいってしまう佐々木のフォークのように・・・。PKはハジメがしっかり決めて同点弾!これだけでは終わらない。アムロの突破から中央ノブへトラップして振り向きざまにロングシュート!弧を描きながらきれいにゴールにおさまった。これで逆転!ここからは疲れ切った体に鞭打って、体を張ったディフェンスにイエローカードが飛び交う。苦しい時間が続いたが、どうにか凌ぎきり昨年のリベンジを果たすこととなった。

 まずは勝てて本当によかった。たかが社会人の草サッカーにすぎないのかもしれない。しかし真剣に取り組んでいるがゆえにそこにドラマがあり、見ている人や、やってる自分たちに充実感が生まれる。これからも苦しい戦いが待っている。不平不満があってもやるしかないのだ。一体感を持って気持ちだけは切らさずがんばっていこう。

投稿者:FC-Cyberstationat 06:50| 試合結果 | コメント(0) | トラックバック(0)

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