FCサイバーステーション

社会人選手権　1回戦　/　２０１１年９月２５日

キックオフ：１１：３０〜　/ 　試合会場：二日市多目的グラウンド

得点者

長沼　古立　境　小林　長沼

山下　山岸

メンバー

  戦評

　爽やかな秋晴れとなった3連休の最終日。普通の家庭は旅行に行ったり家族団らんでのんびり過ごしていたのではないだろうか。しかし、サッカー競技従事者である我々にはそんな絵に描いたような温かい光景は、所詮叶わぬ夢なのだ。世間で言う通称シルバーウィークは秋のサッカーカーニバルと化し束の間の休息すら許さない。あるものは少年サッカーの引率者として東奔西走し、またあるものは社会人サッカーの１選手として老体にムチを打つ。この日二日市に集まったのはとりあえず１０人。心中複雑だが上出来だ。相手はサイバープラスと同リーグで現在２位につけるブルーラグーン。先週からのいい流れを崩さないためにも絶対負けられない。

　気合十分で前半から飛ばしていく。この手の戦いは皮肉にも慣れている。少ないながらも運動量で圧倒し、幸先よくシンが先制点をあげる。この後も勢い任せにアムロ、ガンちゃん、ヒカルと得点を重ねて前半だけで５得点を奪う。前半途中からコヤが駆けつけ１１人になり、余裕を持ったゲーム運びに。後半に入ってからもCKで山下、ドリブル突破からノブが得点し合計７得点。最後に油断したところを失点してしまったが、なんとか１回戦突破に成功した。

　長い１日だった。社会人サッカーはプレーするだけではなく、プレーするための下準備がホントに多い。足りない分は多少身を削ってでも守っていかなければならない。かつての総理大臣が構造改革には痛みが伴うと言っていたがこのことだろうか。少数精鋭のギリギリに挑戦する戦いはまだまだ続く。