vs 大徳PELADA
県2部リーグ 第3節 / 2012年7月15日
キックオフ:18:30〜 / 試合会場:北大FP
FCサイバーステーション |
3 |
2−0 1−0 |
0 |
大徳PELADA |
得点者
大谷孟 古立
山岸
メンバー
前半 山岸 大谷孟 小林 古立 大谷亨 山下真 出村(乾) 高木 ジョニー(出村) 村田 加藤 |
後半 山岸(長沼) 大谷孟 小林 古立 大谷亨(石丸) 山下真 乾 高木(埴田) 出村 村田(山下裕) 加藤 |
戦評
開幕2連勝でむかえた県リーグ第3節。ここ1週間くらいで急激に暑くなった上に、フェーン現象が年老いた体に追い討ちをかける。個人的には土曜も月曜も仕事だったため、世間でいう3連休は関係なかったが、この日は連休中日ということもあって、海や山でレジャーを満喫した人も多いだろう。しかし自分たちにとってはそんな連休など忘れるくらいの熱い戦いが今日の大徳戦だ。思い起こせば数年前、手も足も出ないであろう大徳を相手に9人で望みPKまで持ち込んだのが懐かしい。http://fc.cyberstation.co.jp/entry/35159.html あれから随分と状況は変わった。あのときは社会人選手権だったが、今は同じリーグで肩を並べ、首位争いをするまでに成長した。どうしても勝ちたい・・・勝ってあのときPKを外した二郎、高地、乾の無念を晴らすべくピッチへと向かった。
出だしから白山市カルテットに光を加えた歴代最高クラスの中盤はゲームを完全に支配する。昼間にシニアの試合をしてきた自分にとって、その流れるようなパスワークはジョニーが白い2シータースポーツカーに乗っていたのを見たときくらいの衝撃だった。開始から10分、スピードキングのアムロからCAP孟へと渡りそのまま豪快にシュート!ゴール左隅に先制となるゴールを突き刺した。先制して勢いに乗ると中盤でボールを奪って必殺のカウンターで孟からアムロへ。アムロが最後GKをかわして2点目を奪う。2点差となっても油断はできない。大徳には計り知れない底力があり、なんといってもあの元テイヘンズのエース横山君がいる。この横山君対策を講じるために何度さぶろうべい会議をしたことだろうか。ぢどり鍋とキリンフリーを明け暮れるほど飲み食いして最終的に一番いかついということでジョニーのマンマークという結論に至った。これが見事にはまった。和製イブラヒモビッチに対し、純日本兵が競り合いをことごとく制する。この平成生まれの昭和顔に対し横山君もギアをあげてくる。そして事件はおこった。競り合いからジョニーが足元のボールをクリアしようとしたところに桁外れの反射神経で横山君がヘディングで奪いに・・・。次の瞬間ジョニーのローキックが横山君の顔面にクリーンヒット。まぶたの上をパックリ割ってしまい負傷退場となった。蹴ったジョニーもこのプレーで足を痛めて交代することに。レベルの高いこのマッチアップは敵味方関係なく目を見張るものがあっただけに残念なこととなった。前半は2点リードで折り返す。
ハーフタイム、皆が思うことは同じだった。二日市での開幕戦。大徳は県庁に対し2点リードを許すものの、後半鮮やかな逆転勝利を演じている。油断など微塵もなかった。中でもノブの目つきは研ぎ澄まされていた。何かしらやってくれそうに思っていたが後半開始早々にドリブルからのループシュートが見事に決まった。ノブは誰よりもこの日誕生日を迎えた同級生高木にゴールをさせたがっていたので、洒落た高木への贈り物にはピッタリの最高のゴールとなった。そんなバースデイ男高木は鍛え上げた肉体を惜しげもなく披露し、あたり負けなどほとんどなかった。このストイックさとチャラさの狭間で生き抜いてきた男は、昼間にジェットを乗り回したせいか疲労困憊で無念の途中交代となった。それでもやはり全員が120%くらいの力でとばしていたのだろう。足をつらせるものが続出。こういう事態でもベンチに控える選手がいるのはやはり心強い。そしてゲームにすんなり対応できるのはベテランの渋みといったところか。5人の交代枠をフルに使って、完封勝利でゲームを終えた。
気持ちいい。今期最高のゲームプランで数年前の借りを返すことができた。応援に駆けつけてくれたサイバープラスのみんなやサイバーガールの声援がチーム力の一端を担っていることを忘れてはならない。そして一人一人の意識の高さがチームを強くする。いばらの道はまだ踏み出したばかり。貪欲にこの夏を走りきろう!
投稿者:FC-Cyberstationat 21:04| 試合結果 | コメント(0) | トラックバック(0)