ディフェンスラインの解決策
以前、大阪で開かれたフットボールカンファレンスでFIFA技術委員長のオジェック(現浦和レッズ監督)がワールドカップドイツ大会の分析結果を発表した。 それによれば、準決勝に進出した4カ国のDFには、いくつかの共通点があったという。いずれも4バックであったことはもちろん、2枚のセンターバックが「ボールを奪えるだけでなく、ボールを使ってプレーに参加できた」要するに、世界トップのCBは守備だけできても務まらない、ということだ。この分析を待つまでもなく、オシムは、このポジションでの日本人の人材不足を指摘している。残念ながら、日本のCBには、守備能力に加え、ボールを扱うスキルを持った選手が非常に少ない。CBがテンポよくパスを回し、どれだけ相手の守備ブロックにズレを作り出せるかは、攻撃の組み立ての第一歩である。とりわけ、日本のよさである俊敏性を生かそうと思えば、その重要度は高い。 昨年の日本代表では、阿部、今野がCBに起用された。CBの人材不足を、中盤の選手で補おうとしたわけである。いずれも本職はボランチだが、その分、ボールを扱うスキルが高く、攻守で機動力に富む。柔軟な守備だけでなく、攻撃の組み立て、いわゆるビルドアップでも実に有効な起用となった。 日本代表と同様の起用は、昨年のJ1でも見られた。鹿島の青木、広島の戸田、森崎という、本来中盤の選手がCBを務めていたのである。昨日誰かのコメントでもあったが、やはりディフェンスを確実に固めるのが、最重要課題だと思う。うちのチームの往年DFはボールを奪う技術やプレーを遅らせることには長けているが、中盤や前線に確実にボールをつなぐ技術はまだまだだと思う。今度の練習試合や紅白戦でいろいろテストし、ディフェンスのスタメンを決めていくが、その候補は本職だけとは限らない。
投稿者:FC-Cyberstationat 08:40| ガセッタ・デッロ・スポルト | コメント(1) | トラックバック(0)
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久し練習ぶりに書き込みます。
今年はたかしをどこで使うかが大きな課題となると思います。
その結果により2部も見えるかも!(楽しみ)
とりあえず今日の練習に行きたくて電車に飛び乗って
金沢向かってますが、厳しい・・・!
投稿者:セル: at 2007/03/20 20:19