2008年11月03日

vs 押水FC

社会人選手権2回戦 2008年11月2日

キックオフ:13:20〜 / 試合会場:二日市グラウンド

FCサイバーステーション

 2

2−0

0−1 

 1

押水FC

得点者

本田 木下

前半 

            山岸

            木下

     小林           本田

         安田   松村

   吉田   高地   金崎   中川

            山下 

後半 

            山岸

            木下(石丸)

     小林             乾  

         安田   松村

   吉田   高地   金崎   中川

            山下 

 

戦評

 時の人 ちょっと待ってや まだやるよ ジャイロシューター 本田吉立

 社会人選手権の2回戦。相手は県リーグでは苦杯をなめ、カップ戦を含め何度か対戦しているが勝った記憶のない押水FC。トーナメント戦ではここ数年、初戦敗退が続いている中、GKもいない緊急事態。しかし、緊急事態はこのチームにとっては日常茶飯事。監督のサプライズ人事で勝負に出る。バルセロナやチェルシーもしている4-2-3-1と山下のGK。大胆采配が鍵を握るか・・!?

 前半から中盤での攻防が見られる。押水はうまいパス回しで崩しにかかるが、厚くした中盤がこれを許さない。ここで試合を動かしたのは意外な男だった。ノブのCKをニアに飛び込んできたのはジャイロに愛された男、本田吉立(32)。大技、超低空エア・ジャイロ炸裂!瞬きした瞬間、ボールはネットに突き刺さっていた。これが采配の妙なのか・・・もはや酒の席が定位置かと思われた男の顔はやってやったという満足感を青白い顔いっぱいで表現していた。その後も猛攻が続く。今期初スタメンのヨシが左サイドから低めのセンタリング、中央でユウタが落としたところを拓郎が豪快に蹴りこんで貴重な追加点をあげた。失点覚悟のDF陣はGKに不安要素があったためか早いチェックで仕事をさせず、前半を無失点で折り返す。

 後半に入り暴風が吹き荒れる。この日金沢市では竜巻雲が発生するほど不安定な空模様。そして忘れてならないのは樹海を刈り込まれたとはいえ、ここが大地荒れ果てる二日市であり何が起こるかはわからないということ。そんな不安が的中する。ここまでDF陣の奮闘もあり無失点に抑えてきた山下がロビングボールを確実にキャッチし、立ち上がったその瞬間、ハッパ、そして開通。まさかのポロリに一同言葉を失う・・・。こんなところで沈んではならない。ここからが正念場。途中出場が多いメンバーがフル出場となると体力的にしんどくなるのは否めない。マモルさんは風邪を引いての強行出場。ヨシは不祥事で世間の目が厳しいのをかいくぐっての強行出場。鬼軍曹には怒られていたが・・・。みんな何かを背負って勝負にきている。そして歓喜の勝利。

 まさか勝てるとは思っていなかったとは監督の率直な感想。諸事情で普段は控えに回ることが多いメンバーで構成されたこの一戦。その控えメンバーの活躍で勝てた一戦。入替え戦に向けてチーム全体の底上げになったのではないだろうか。3回戦は県庁に競り勝った野々市SCに決まった。一度負けているだけに次は負けられない。明るい未来が待っている。それを信じてがんばっていこう!

投稿者:FC-Cyberstationat 10:18| 試合結果 | コメント(0) | トラックバック(0)

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