FCサイバーステーション

社会人選手権　/　２回戦　２００９年１１月１日

キックオフ：１１：３０〜 / 試合会場：県営根上サッカー場

得点者

小林　山岸　ＯＧ　

メンバー

戦評

 われ先に　交代できるの　ひとりだけ　
　

　毎年恒例の社会人選手権の２回戦。昨年はテイヘンズに９−０で敗れたものの、昔のように１試合あたりの単価が参加費とイコールになるということはなくなった。この日の相手はトノールド。ＦＣ.ＴＯＮで活躍した往年のスター選手で結成されたチームのようだ。サイバーステーションプラスと似た感じなのだろうか。いや、天下り問題やプーマナイキ抗争などに本腰をいれるうちのグループとは別のにおいがする。このトノールド、地区代表決定戦進出や、この大会でも強豪サザンを破って上がってきているなど、戦い方に実に戦略的なものを感じる。やるかやられるか、厳しい戦いになること必至か。

　この日からエンジンの声かけもキャプテンノブが行った。少年野球のような甲高い掛け声が根上サッカー場に響き渡ったところで試合が始まった。トノールドが出足で様子を伺ってきたところを一気の奇襲で襲い掛かった。早めの寄せと、早いパス回しを心掛け、ほんのちょっとの若さでチャンスをつくる。右サイドからのセンタリングを中央山下が倒されＰＫに。キッカーは夜の必殺仕事人、ヒカル。寝不足とは思えぬ豪快なシュートで先制点を奪った。なおも攻撃の手は緩めない。後方からのスルーパスにフリーで抜け出したのはミスターアカデミーのノブだ！ＧＫの位置を確認しての左スミに押し込み2点目。さらにＣＫから相手のＯＧを誘い、わずかな時間で3点をもぎ取りゲームを優位に進めた。後半に入り、怪我人やガス欠で運動量が極端に落ちてしまったのはいうまでもない。いくつかピンチもあったが、入団以来、増量がとまらない修平のがんばりもあり、なんとか無失点に抑え試合終了。

　序盤の奇襲が功を奏し、最後ボロボロになりながらも勝利で終えることができた。笑ってられるのも束の間。次の相手は1部の木越ＩＯＳ。かつては同じ3部に所属していたこともあるが、箸にも棒にもかからず通り過ぎていってしまった。リーグは違えど、またあいまみえるところまでやってきた。場所を悪魔の土壌を持つ、まめだグラウンドに移しての戦いとなる。冬のまめだは何かが起こるを合言葉に。次のステージで革命を起こそう。