2010年09月21日

vs 川北FC

県2部リーグ 第6節 2010年9月19日

キックオフ:15:30〜 / 試合会場:安原多目的広場

FCサイバーステーション

 2

2−1

0−0

 1

川北FC

得点者

長沼 古立

メンバー

前半 

         長沼    山岸  

            大谷

  小林                 マイケル

            石丸

  松村    出村    埴田    古立

            山田

後半 

       長沼(山下)    山岸(境)  

            大谷(長沼)

  小林                 マイケル

            石丸

  井上 出村(高地) 埴田(山岸) 古立

            山田 

戦評

 海猿に 対する体は 淵正信     

 2部リーグもついにこの日を迎えてしまった。数々の死闘を演じてきた宿命のライバル対決、川北FC戦。先週の敗戦でこの1週間は生きた心地がしなかった。個人的にはかなり追い込んで体を作ってきたつもりだったが、ススムに 「淵みたいな体しとんね」 といわれてしまった。ススムよ、嫌いじゃないけど淵はやめてくれ。他のメンバーというと、火曜のGリーグはそこそこ集まったが、金曜の練習は自分とピンクとアムロの3人に、サポートメンバーの徹とヨッチ。通常練習も秘密特訓といわれるようじゃ不安視されるのも当然だ。しかし時間は待ってくれない。軍隊クラスの規律で、ドーピング疑惑をもたれるような体をした奴らがお腹をすかせて待っている。さあ、決着を付けよう。どっちの気持ちが上なのか。負けることなど微塵も思っていない。

 序盤から火花散る競り合いで、このゲームの壮絶さが容易に感じ取れた。うちはショートパスでリズムを作り、川北は高さを生かした破壊力でこじあけてくる。全体を見渡し、水物である流れをうまくつかんだのがハジメだ!中盤で簡単にさばいているかと思ったその矢先、わずかなスキに極上のスルーパス。これを見逃さなかったのが3時間前から会場入りしていたシンだ!GKをもかわして鮮やかに先制点をあげた。待望の先制点。これで展開に余裕が出てくる。いつもより高級な200円もするリポビタンDデラックスを飲んで研ぎ澄まされていたGK山田は早速キャッチングを遅らせ、相手の体力と時間を地味に奪っていく。そんな山田の態度にベンチは盛り上がるが、いらつく男もいた。山田の先輩であり、川北のエースでもある吉岡君だ。確か東京勤務でこの日不参加と聞いたはずだったが、しっかり先発し、マークのズレから回り込んでぶち込まれた。うちの練習試合にも参加してもらったが敵に塩を送る形となってしまった。どちらに転ぶかわからないこの展開。やってくれたのは秘密特訓でしごきを甘んじて受けたアムロだ!混戦の中でクリアされるかと思ったところに飛び込んできた陸上部は、練習通りの泥臭いシュートで勝ち越し点をあげた。やってきたことに結果がついてきたのはやはり感無量だ。前半を1点リードで折り返す。

 このまま引き下がる相手ではないことはわかっていた。ハーフタイムに引き締めなおして後半のピッチに向かっていった。もちろん後半も立ち上がりから激しい応酬となった。ノブと競り合った川北の入口君は、頭から流血したはずなのにボクシングのセコンド並みの止血でものの3分くらいで戻ってきた。この執念深さは天晴れである。見ものは右サイド。アムロと相手左サイドのスピード対決はカールルイス vs. ベンジョンソンのような印象深い対決となっていた。終盤にさしかかり、怪我人や足をつるものがでてきて、ベンチワークも慌しくなる。交代の4人を使いきり、最後はノブをセンターバックに下げて命からがら逃げ切った。

 どうにかこうにかやりきった。結果にこだわり、結果を残したことは大きい。あと一歩だ。目標は叶えるためにかかげるもので、それを乗り越えることで人は成長していく。達成が目の前にあるとき、甘えや油断、うぬぼれといった自分との戦いが加わり、実は一番掴み取るのが難しいタイミングだ。ここから先は努力したものだけに与えられる至福のとき。慢心を振り払い、やるべきことをやっておこう。結果は自ずとついてくるはず。

投稿者:FC-Cyberstationat 01:19| 試合結果 | コメント(0) | トラックバック(0)

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