2011年11月15日

vs シブヤSC

県リーグ(2部) 第7節 / 2011年11月13日

キックオフ:11:30〜 /  試合会場:安原スポーツ広場

FCサイバーステーション

 1

0−0

1−0

 0

シブヤSC

得点者

小山

メンバー

前半 

         山岸   小山

            大谷孟

  小林                古立  

            山下真

  北    出村      高木   乾         

             境

後半 

          山岸   小山(長沼)

            大谷孟

  小林                 古立  

            山下真

  北    出村   高木(松村)   乾         

             境

  戦評

 半年間に渡って行われてきた県リーグもいよいよ最終節。前節で切れ掛かっていた希望が僅かながらつながっていることが判明してからは、かなりストイックにチームを追い込んできた。第1試合の押水vs.野々市で押水が勝利した場合のみ1部への扉を開くチャンスがもらえるとあって、アップしながらも途中経過が気になってしょうがない。こういう大舞台で鍵を握るのはやはりベテランの存在だ。野々市の心の支柱である鉄人三輪さんがフルマラソン参戦のため不在。これはもしや・・・と固唾を呑んで見守ったが、その最後の望みも後半30分の野々市のゴールで断ち切られてしまった。簡単じゃないのはわかっていたがやがり悔しい。しかし下を向いているわけにはいかない。この日はたくさんの人が応援にきてくれた。チームオーナーも駆けつけている。無様な姿は見せられない。なんとしてもシブヤに勝とう。勝って来期へ向かってもう一度立ち上がらなければ男じゃない。

 試合は序盤、シブヤが10人にもかかわらず攻めきれずに右往左往。やはりモチベーションの低下は否めない。それでもヒカル、ハジメが持ち前のテクニックでボールを支配。徐々にシブヤ陣地へと押し込んでいく。しかしシブヤもこのゲームに勝利した場合、1部昇格が決まるため簡単にはやらせてくれない。11人揃ってからは攻撃においても、昨年うちからFA移籍した豪が、古巣を相手に躍動する。前半はこのまま終了。

 後半に入り、あせりがでてくる。ノブはいつものキレがなりを潜め、アムロのスピードも並より少し速い程度だ。何か手はないか。控えのカードは自分のほかに、二日酔いのシン、由美かおるに夢中の雄太の3枚。やはりシンだろう。この男は大舞台での経験も豊富で何かやってくれそうな気もする。コヤに変えて投入しようとしたそのときだった。デムのFKをノブが競ってこぼれてきたのがコヤの目の前、これを豪快に押し込み先制点をあげた。小山幸典という男もまた何か神ががったものを持っている。しかしこのまま終われない。シブヤの猛攻がここから始まる。インターセプトやカウンターで再三ゴールを脅かされる。その都度立ちはだかったのは新守護神のガンちゃんだ。大きな体に羽が生えているかのようにゴールマウスを変幻自在に飛び交った。この男、本物だ。試合終了の笛を聞いたとき、安堵と1年間の疲れが一気に体中を駆け巡った。

 4勝1敗2分、勝ち点14。2年連続リーグ3位で終了となった。優勝は野々市で勝ち点16。2位の押水が勝ち点15.2位までが1部昇格となるため不足分はわずか1ということに。この1が実は大きい。一人一人が胸に手を当てて考えてみよう。自分たちはまだまだ強くなれるはずだ。それでもここまでよくやれたと胸を張って言えると思う。チームが苦境に立たされても、皆でフォローしあえたことはやはり収穫であり何事にも変えられない財産だ。最後に応援してくださった皆様、サイバーステーション株式会社の福永社長、そしていつもブログを見てくださってる皆様、本当にありがとうございました。

投稿者:FC-Cyberstationat 00:39| 試合結果 | コメント(0) | トラックバック(0)

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