2012年06月12日

vs かほくFCメアーレ

県2部リーグ 第1節 / 2012年6月3日

キックオフ:15:30〜 /  試合会場:二日市多目的G

FCサイバーステーション

 1

1−0

0−0

 0

かほくFCメアーレ

得点者

長沼

メンバー

前半 

            長沼

            小林

  村田                 古立  

        大谷孟  山下真

  桑原   高木   ジョニー   出村         

            加藤

後半 

            長沼(山岸)

            小林(小山)

  村田(小林)             古立  

        大谷孟  山下真(小山)

  桑原(村田) 高木  ジョニー  埴田         

            加藤

  戦評

 県リーグがついに開幕。今年はいつも以上に遅く、6月に入ってからのものとなった。遅れたぶん準備期間も長く取れたわけで、社会人特有の運動不足での開幕は避けられたと思っている。それにしても今年は例年以上に優勝争いは混迷を極めることが予想される。すなわち楽な試合など一つもない。初戦から昨年まで1部にいたかほくFCメアーレだ。数年前、同リーグで歯が立たなかった印象があるが、あののころと今では戦力もリーグに対する意気込みも違う。2部でくすぶっているのも今年が最後だ。立ち上がりから飛ばしていく。

 前半、二日市特有の雑草ピッチに新人たちはもしかして驚いたかもしれない。しかしこれがTHE二日市だ。俺たちが10年かかってものにした戦場だ。後日談ではあるが長崎からの留学生、クワがこのゲームで足をとられて股関節を痛めたらしい。いばらの道ではあるがこれにめげずがんばってほしい。試合の展開はボールをキープするもののパスミスが目立つ。まだまだ若い選手が中心となってはこのグラウンドを乗りこなせていない様子。しかし、ピッチ上で華麗なドリブルを魅せる男がいた。長沼伸児(35)だ。かつて天才といわれたこの男ももう35歳。腹はでてきたが技術はまだ死んでいなかった。新人王を狙う熱い男、龍介がサイドを切り裂くとそのままセンタリング!シンが中央に入り込みダイレクトであわせたシュートはポストをナメながらゴールに吸い込まれた。待望の先制ゴールが早い時間で生まれた。さすがベテラン、円熟味を増したプレーはその後も随所にみられた。ゲームが動くとフィジカルでの激しい攻防のゴングが鳴る。デムは相手との接触プレーで喉仏を強打。声帯がジャパネット乾になる恐れもあり、大事をとって無念の前半負傷退場。それでも、替わって入ったフィジカルキングの大志、ミスタープロテインのジョニー、筋トレでチャラごつくなった高木が体を張って立ちはだかった。前半は1点リードで折り返す。

 後半に入っても激しい攻防は続く。チャンスもあったが全体的に動きの質が低下しているのは否めない。逆に攻め込まれる場面が多く、いつやられてもおかしくない雰囲気。そんな中でこの試合最大のピンチが訪れる。混戦から詰められ最後押し切られ万事休すかと思われたボールに反応したのは緊急入団で守護神となったカトゥーンこと加藤祐輝だ!寸でのところでボールをかきだしファインセーブ!悪い流れを断ち切った。ここからはコヤ、山下といった薄手の継投策でだましながらも完封。初戦を白星で終えることができた。

 何はともあれ勝ち点3。上出来の開幕戦となった。しかし課題も明確にみえた。やるべきことは各自がわかっているはずだ。それぞれの課題を修正し、チームとしての完成度を上げていければそう簡単にやられることはないだろう。まだまだ7分の1試合。向上心を持ってやっていこう。

投稿者:FC-Cyberstationat 00:57| 試合結果 | コメント(0) | トラックバック(0)

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