FCサイバーステーション

県２部リーグ　第２節　/　２０１２年６月１７日

キックオフ：１８：３０〜　/ 　試合会場：北大ＦＰ

得点者

山下真

大谷孟２

メンバー

  戦評

　県リーグ第２節。今節は公式戦初となる北大ＦＰでのナイター開催となった。平生は随分と気温も上がってきており、ナイター開催というのは非常にありがたい。この日の相手はBoaSorte。３部からの昇格組だが、あのフューチャーズをおさえて、堂々の首席で卒業してきた古豪だ。集まった人数は近年最高クラスの１６人。交代限度枠をフルに使えるとはそれだけで心が弾んだ。準備は整っている。走りに走って勢いで勝ち点３を奪いに行く。

　前半からもちろん飛ばしていく。前節とは打って変わって人工芝の恩恵を十分受けてパスをつなげていく。しかしパスがつながっても肝心のフィニッシュの精度に欠ける。流れを掴み取るためにも早い段階での先制点が欲しいところだ。ゲームが落ち着きかけたそのときだった。ハーフライン付近で得たＦＫを高木がロングボールを蹴り込む。ゴール前、混戦になったところを真生が泥臭いボレーで押し込み先制点をあげた。危うく流れが変わりかけていた時間帯だっただけにこの１点は大きい。それでも初戦を落としているＢｏａも必死でくらいつき前半はこのまま終了。

　後半に入ってからは溢れんばかりの交代枠を贅沢に使っていく。正直この贅沢使いに慢心があったのだろうか。立ち上がりの数分でサイドをえぐられニアで合わせられて同点弾を許してしまう。全体的に動揺の空気が立ちこんだのは否めない。まずい、なんとかしなければ完全に持っていかれる。。この悪い空気を断ち切る役目はやはりベテラン勢だ。３３歳のノブが魅せてくれる。ゴール前でのドリブルが相手ＧＫのファールを誘いレッドカード付でＰＫを奪取。これを孟が冷静に決めて勝ち越し点を奪った。ここがこのゲームのターニングポイントだった。１０人になった相手の運動量は明らかに落ちてきている。ここをたたみ掛けるためにさらなる一手を打つ。後半から変わって入った龍介がスルーパス。これに反応した孟が一旦はＧＫに弾かれるものの再度押し込み２点差に。それでもあきらめていないＢｏａに対してボランチに入った亨が中盤を支配し、見事にゲームをコントロール。流れがかわることはなかった。そしてこのままタイムアップ。

　これで開幕２連勝。最高のスタートダッシュとなった。そしていよいよ次節から夏の戦いが始まる。今年の夏も熱い戦いになりそうだ。