天皇杯地区予選 1回戦 / 2012年4月15日
キックオフ:15:00〜 / 試合会場:石川高専G
FCサイバーステーション
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4
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1−0
3−0
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0
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ティファーレFC
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得点者
長沼
山岸2 長沼
メンバー
前半
山岸 長沼
北 古立
石丸 山下真
出村 高木 ジョニー 乾
境
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後半
山岸 長沼
矢木 古立
石丸 山下真
出村(山下裕) 高木 ジョニー 乾
境
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戦評
桜が満開となったこの季節、毎年恒例となったここ石川高専での天皇杯予選。時期的なものなのかよくわからないがここでの試合はいつも人数が足りないイメージがある。それでもこの日は11人プラス控えによぼついたベテラン2人の13人が参加。ふがいないが上出来だろう。相手は若きTONユースを撃破して勝ち上がってきたティファーレ。地域リーグに所属しているチームだが、勢いがあり我がチームに余裕など一切ない。接戦になれば練習不足のつけが響いてくるのは否めないだろう。先行逃げ切りで一気に決めたいところだが・・・。
前半はグリーンパークを髣髴とさせる荒地がネックとなりボールがうまくつながらない。スピードが売りのアムロもオフロードコースでは陸上あがりの俊足も生かせない。細かいパス回しができないのでロングボールからチャンスメイクを試みる。このような悪条件への適応は、やはり経験豊かなベテランの見せ所だ。長沼伸児(34)。生粋の点取り屋ももういいおっさんだが、嗅覚だけは研ぎ澄まされていた。ロングボールをゴール前で受けると2人かわしてシュート! 放たれた弾道は年齢を感じさせない勢いでゴールに突き刺さった。前半はこの1点で終了。
後半に入って膝に違和感を感じたノリに変わってオールドルーキーの真人を投入。デビュー戦の実力は未知数だが本人曰く、足を引きずっている状態のノリなら同じくらいはやれるといって飛び出していった。個人的にはマルやマサトみたいなベテランが同じ土俵に帰ってきた姿をみて感慨深いものを感じた。黒い弾道の今後の活躍が楽しみである。マサトは置いといて、相手の足が止まった後半はゴールラッシュとなる。ノブがFKを含む2得点でゲームを決めると、シンが止めの一撃でこの日2点目。守備ではDFリーダーの高木を中心に完封。特に母校凱旋となったジョニーは空中戦をすべて制圧し、存在感を示した。
4-0で完勝したが、正直外しすぎた感もある。ボールを持っていないものの動きも少ないし、完全に走れていなかった。練習にこれないなら自主的に走るとかしないとリーグでは通用しない。リーグ開幕は6月だ。何をやらなければならないのか考えればわかるはずだ。