Gリーグ会長杯 1回戦 2008年4月22日
キックオフ:19:40〜 / 試合会場:金石中
得点者
中保 安田
長沼 中保
戦評
今年参戦したGリーグでの初試合、相手は昨年G1で3位のリベルタ。このリーグの右も左もわからない自分達にはレベルを計るには調度いい相手だ。前半トップにシンと康太郎、トップ下にボボ、右に英司、左に安、ボランチには孝、ディフェンスは右から二郎、国、まもる、山下という4−4−2でスタートする。
序盤、相手の出方を見ながら、速攻のチャンスを伺う。ボランチ、ディフェンスからトップのシン、康太郎にくさびのパスが入るが、相手のディフェンスが思いの他あたりが強く、潰される。しかし、中盤の構成力とサイド攻撃の速さでは、有利に立つ。前半15分中盤のパス交換から抜け出した康太郎がサイドをエグリ、中央のボボに合わせて先制する。この日の康太郎は潰されてばかりでFKのチャンスは作ったが、オフェンスの流れを止めていたが、この突破は見事だった。2点目は前半終了間際、ミドルレンジから打った安のシュートは無回転でキーパーの前で落ちワンバウンドしてネットに吸い込まれた。キーパー正面のボールだったが見失ったような感じだった。前半を2−0のいいスコアで折り返す。
ハーフタイムに先週から試している3−5−2で行こうという話になり、いつもリーグ戦をフル出場している安を温存し、カットを3バックの右に、そして左に守を入れ、国と3バックを組ませる。一番疲れる右、左のサイドハーフにサイドバックから二郎と山下を上げる、ボランチに孝と英司を組ませて後半のスタート。
しかし後半開始直後右サイドを突破され、センタリングを上げられる。そのセンタリングがカーブし直接ゴールに入ってしまう。その後も左ストッパーの守の所を何回も突破され、いやな流れの中前半の早い時間に入れられ一気に同点とされてしまう。守は左バックに入ると右サイドから攻められているときにマークを逆についていたし、攻めの時は簡単に前の山下に預けてしまえばいいのに中に切り返す癖がついているから、そこで取られてピンチを招いていた。あたりの強さと足元の技術はあるのでストッパーで使う方が適正かもしれない。
嫌な流れだったが、外し続けていたシンがやはりやってくれる!孝からのロングボールを持ち込み逆転弾を決める!確率を上げなければいけないが、やはりここぞという時には頼りになる男だ!逆転した直後に不安定な3バックを止め、二郎を右に戻し4−4−2に戻し逃げ切りに入る。そして終了直後、山下からのセンタリングをボボがダイビングヘッドで豪快に決め、この日2点目、4−2でGリーグ初戦を何とか勝利で飾った!キープレイヤーの安を前半で交代させた直後に2失点され、同点に追いつかれた時には、またA級戦犯扱いされるとビビったが、何とか勝利を納めて本当によかった!このGリーグ、相手もそこそこ強くかなりの強化になると感じ、来週1日の準々決勝も楽しみだ。