ジュビロ黄金期のパスワーク
投稿者:FC-Cyberstationat 07:58 | ジロー日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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後半が始まっても西川さんの雄太への心配性は変らなかったが、しばらくするとマルまでイエローを食らってしまう。。。西川さんの心配は倍に膨れ上がったしかし、後半15分に相手がエリア内でハンドをしてしまい、そのPKを安が決め2点差にするとかなり一安心したのか、「いや〜ほんとによかった、いや〜ジュン今年本当によかったね〜」と今まで100万回聞いたセリフを口にして、安堵の表情を浮かべるこの人のチーム愛は本物だ。。。
しかし1人身体を震わせ、安心してない奴がいた。安心してないというよりもまだかまだかと顔を高騰させながら、出番を待つ元日本一の忍者、山下だ。前の日に「明日のことを考えると身体が熱くなるので、サウナ行って水風呂でも入ってきます」とメールを打ってきた男だ。かなり横で俺の方を見ているので、「山下行くか?」と聞くと「まじっすか?!」と返事(ーー;)まじっすかって今かなり見てたやんと思いながら、メンバー用紙に記入し、渡すと「二郎さん一発いいですか?」と右の頬を二郎師匠に差し出す。二郎師匠も「うむ。」と言いながら前に出て右手で思いっきり引っ叩いたまたコイツらやっとるわと思いながら見てたら、「二郎さん左もお願いします」と言って次は逆を殴られてた。。。山下が高見盛に見えた。。。おそるべし中川二郎一派。。。
代わった山下の前からのチェックは、ゴン中山張りだったが、力が有り余りすぎて空回りしていたその後残り15分でベンチであ〜だこ〜だと言ってる西川さんに「じゃあ行きますか?」と聞いたら、一回外を確認し、「う〜ん俺か〜。。。」あんなにあ〜だこ〜だ言ってたのに、ラスト15分でこの雨の中と出たら汚れるしな〜とか頭の中で計算してたんだろう。。。歯切れが悪かった「拓郎も一緒に出るし」と言うと「じゃあ一緒にいっか!」と子供が1人で行くのはいやだけど、友達と一緒ならって感じで張り切って出て行った山下、西川、拓郎の3トップは疲れた工学部のディフェンスをきりきり舞いにさせ、さらに体力を消耗させていった。ラスト15分にあのチャラ男の3人組を相手にしなくちゃいけないと思うと気持ちがどんよりするそのせいもあってか高地のスネキックがラスト数分で決まり、ゲームセット。終わってみれば学生狩りは達成されていた
試合後スタンドに挨拶をし、グランドの片付けに入ろうとすると、安の応援に来た少年団の前で拓郎が手すりにのぼり応援歌にあわせて踊っていた。。。今なら嵐とかNEWSとか想像するが、拓郎が踊るとなぜか光GENJIの諸星くんを想像させられた控え室に帰りみんなで握手を交わし、後片づけをしていると、毎年のごとく深堀事務局長が現れ「純、今年もHOME&AWAYやから。。。」と去年と同じことを言っていた笑って握手を交わし、やっと終わったと実感し、外に出てみんなが揃った所で、打ち上げ会場はサルオンキッチンと連絡し、最後一本締めでしめようと山下を指名したら「皆さんお手を拝借」と人差し指を立てた忍者の構え。。。みんなもう慣れたのか、真剣な顔をして、この日来た20人全員で同じ構え。工学部も横で見ていたが唖然としていた。。。
「よ〜〜〜〜お パン!お疲れした〜!!」
やっと今年が終わった。もうしばらくサッカーのことは考えたくないと思うほど今年は疲れたしかし、ただただ残留出来て本当によかった。。。
〜完〜
PS 写真は打ち上げ会場のサルオンキッチンで、ここぞとばかりにおしゃれなトンボメガネをかけてきた英司が、みんなより先に帰ろうとした時に、新人の山田が「トンボだけにトンボ帰りか?」と言った瞬間の画像です
投稿者:FC-Cyberstationat 13:52 | ガセッタ・デッロ・スポルト | コメント(1) | トラックバック(0)
何回この緊張した面持ちでこの入れ替え戦を迎えただろう。。。去年の上に上がるという心地よい緊張感とは違い、負けたら下に落ちるという何とも言えない緊張感がみんなに漂う。それでもみんな前を向いて今日の勝利のために頑張ろう!と前向きに思った瞬間「バチッ!!」横で二郎がキーパーの山田の頬を「気合入れんかい!」と叩いていた。。。それに便乗して俺も俺もとみんなダチョウ倶楽部のように挙手山田は最後に「ありがとうございます!」と答えていたが、両方の頬は赤く腫れていた。。。
大事な試合の時はいつものように、選手、スタッフ全員でベンチ前で円陣を組む、西川さんが「全員揃わんとダメやぞ、全員揃ったか!!」と言って周りを見渡し、「揃ったな!よし!」と言ってみんな肩を組み何か気合の言葉を言おうとした瞬間「カチャ!」と扉の開く音。。。ドアを開けてポンちゃんが出てきた。。。揃ってなかったもうポンちゃんのことは一瞬見たが、みんなで見てみぬ振りして始めた。さぁ試合開始だ!!試合は試合結果に書いてあった通り、序盤工学部に若さで押し込まれるが、何とかうちの守備陣も踏ん張る。前半20分くらいで雄太がスライディングしイエローを取られる。。。この時から「西川さんが雄太大丈夫か!雄太大丈夫か!」と落ち着かなくなる。確かにもう一枚イエローをもらうと退場になり10人になるとかなりやばくなる。。。もう雄太が何をしても西川さんは落ち着かなくなるさすがに前半20分で換えるわけにはいかないので、軽く無視しながら、戦況を見守る。隣では拓郎が、安を応援に来た少年団の応援にあわせて、安のことを「安田コーチ!!!」とリズムに乗りながら、叫んでいる。。。この前は安がカラオケの店長みたいやと何の根拠もないことを言い出し、「店長!!」と叫んでいたのに今回はコーチ!この男のいい加減さは、高田純二並みだ。試合はそのイエローの直後に二郎が相手と接触!かなり足が腫れていて、引きずりながら乾と交代。ベンチに帰ってきてかなり変な形に腫れていたので、みんなで「嫁さんと一緒に病院行った方がいいよ」と進めるが病院に行ったら終わってから飲みに行けんくなると頑なに固辞痛い痛いと言いながら、ベンチに居座った。。。その後西川さんは雄太を見ながら落ち着かなかったが、ノブがエリア内で倒されPKをとり、それを安田コーチがきっちり決め前半を折り返す
ハーフタイムに戻るみんなの顔は、笑顔だった。まだ1−0と楽観視は出来ないが、とにかくリードしていると言うことで、安心しているように見えた。しかし、マルは「サイドじゃ何も出来んわ」とちょっと怒っていたまぁ前半のマルは相手の17番が2列目から飛び出してくるので守備に追われ、あまり攻撃には絡めなかった。でも試合前ポジションについて「そんなのどうでもいいわ」と言ってたのにと思いながら、みんなの話を聞く。やはりみんな前半はダブルボランチにしたせいで、攻撃の枚数が足りないと不満を口にしたしかし、自分はダブルボランチを外すと真ん中からやられるんじゃないかと心配で悩んでいた。。。そしたら孝が、「よ〜し、雄太を右バックに入れて、乾を右ハーフに上げる、そしてマルさんをオフェンシブに戻す。4−4−2で行こう!」と言い、みんな「よし!それで行こう!」と次々口にし、後半のグランドに飛び出して行った。。。俺の唯一の見せ場が終わった。。。
明日に続く。。。
投稿者:FC-Cyberstationat 09:17 | ガセッタ・デッロ・スポルト | コメント(0) | トラックバック(0)
Kリーグ 下澤杯準決勝 2008年11月2日
キックオフ:19:30〜 / 試合会場:金石中
FCプリンシパル |
0 |
0−3 0−4 |
7 |
金石興業 |
得点者
戦評
弁解の余地はありません。根性たたき上げて来年で直してきます。
投稿者:FC-Cyberstationat 17:15 | 試合結果 | コメント(0) | トラックバック(0)
社会人選手権3回戦 2008年11月23日
キックオフ:11:30〜 / 試合会場:根上サッカー場
FCサイバーステーション |
2 |
0−1 2−1 |
2 |
野々市SC |
PK 1 2 3 4 5 TOTAL サイバー ○ ○ ○ × × 3 Kicker 安田 小林 向野 石丸 山岸 野々市 × ○ ○ × × 2
得点者
山岸 小林
前半 山下 西川 山田 山岸 石丸 安田 本田 高地 金崎 吉田 山田 |
後半 山岸 西川 石丸 小林 山下 安田 本田 高地 松村 向野 山田 |
戦評
僕たちは 勝つも負けるも ギリギリで 盛り上げまっせ 飲みも試合も
社会人選手権の3回戦。今回もリーグで負けたチーム、野々市SCが相手だ。マルの古巣でもある野々市SCは3部降格となってしまったが県庁に勝ってあがってきたチーム。リーグでは唾吐きレッドで早々にいなくなったマルはおのずと力が入る。さらに今日はヤスの両親がスタンドで見守る天覧試合。いろんな思いが交錯する試合の行方はいったいどうなるのか・・・。
前半、押し気味にゲームを進めたのは野々市。ドリブルで中央を突破されたり、ファールからのFKやCKといったセットプレーからも幾度となくピンチをむかえるがシュートコースを押さえなんとか凌ぐ。しかし20分をすぎたあたり、一瞬のすきをつかれ先制点を許してしまう。攻撃は何本かおしい場面もあったがフィニッシュの精度に欠きゴールが遠い。
後半からはヒカル、ユウタの引越し組みが合流。期待されたポンちゃんは後半もいけるとゆう頼もしい一言で監督は続投を選択。ケガのヨシを近江町のスキニーフットボーラータカシに替え、交代枠3人をフルに使って後半に臨む。万全と思われたこの采配が後半早々に裏目に出る。5分くらいしたところで、フルにいけると思われたポンちゃんの足に限界が訪れる。しかし交代枠はもちろん替われる人ももういない。そんなピンチを救ったのは後半からFWに入ったノブだ。中央でボールをうけると粘って一こねした後シュート。これが決まり同点とする。さらにごきげんな一軒家に引越しを決めたヒカルも存在感を示す。ゴール正面のフリーキックを左スミに低い弾道で突き刺し逆転ゴールをあげる。DF面でも奮闘し前半の分まで走り続けた。しかしこの時点でのポンちゃんはすでに仮死状態だった。ポンちゃんのクリアしたボールが野々市の中盤にやさしいパスとなる。このとき一瞬動きが止まってしまった。そこをつながれ同点ゴールを許してしまう。そして勝敗はPK戦へ。
先行はサイバー。まずはヤスが両親の目前、落ち着いたゴールで幸先よく決める。大学時代、PK戦になる直前で交代させられたGKがいた。山田雄祐(24)。いわずと知れた太鼓の達人だ。そんなほろ苦い青春の思い出が走馬灯のようによみがえる。山田は悔しかった。そんな熱い思いがゴール前で仁王立ちする。気迫と存在感でゴール枠内にボールを蹴らさず一歩リード。その後もヒカル、タカシが危なげなく決めるが野々市も2本続けて決める。そして4人目はマル。思い入れが強かった野々市戦。強い思いは枠内におさまることはなかった。しかし山田が野々市の4人目に仕事をさせず。5人目のノブが決めれば勝ちというところまできた。ノブはロッカールームを掃除する羽目になるとはこの時点では思っていなかったが試合後きっちりほうきを持たされていた。止めれば勝ちとなりすべてを山田に託す。最後の一本はいろんな思いが乗り移った山田が人間離れした反応で締めくくった。止めてゲームセットは初体験という山田は青春のほろ苦い思い出を浄化させ、また一つ芸に磨きをかけた。
ベスト8。いい響きだ。周りを見渡せば1部のチームと北信越のチームしかいない。ドラマや映画なら破竹の勢いで勝ち続けていくはずだ。そんなドラマチックな演出に長けているサイバーステーション。次の相手はテイヘンズ。何年か前に9−0らいで負けたチームだ。試合は来年になるが、万に一つの可能性もあるかもしれない。とりあえず今年の公式戦はすべて終了。最後も勝利で終えることができました。来年は鬼の日帰り冬合宿が待ってます。オフはしっかり家族サービスをして来年またサッカーをさせてもらえる土台作りに勤しみましょう。
投稿者:FC-Cyberstationat 12:38 | 試合結果 | コメント(1) | トラックバック(0)
日曜日に行われる社会人選手権3回戦野々市SC戦のスタメンを発表します。
GK 山田(偽) DF 高地 金崎 本田 吉田 MF 安田 小林 松村 山田(本) FW 山下 西川
以上です。ちなみに全員フル出場です。。。
投稿者:FC-Cyberstationat 09:04 | お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)
この日、自分は前の試合(1部と2部の入替戦)のアシスタントレフリーをしなくてはいけなかったので、10時半に金沢市民サッカー場に行った。ちょうどその時、3部と地域リーグの入替戦が始まっていたので、少し見入ってしまった。。そして、玄関のところをウロウロしていると、2階からサッカー協会でよく見る偉い人が『あなたサイバーステーションさん?』と聞かれ、『はい!』と答えると、『今打ち合わせやってるからすぐ2階上がってくわわりなさい!』と言われて、すぐに2階に上がる。そこではすでに、両チームの代表者とマッチコミッショナー、その試合の主審、4審、そして工学部のアシスタントレフリーが机を囲んでミーティングに入っていた(汗)。『すいません。遅れました!サイバーステーションです。。』と控えめにみんなの冷たい視線を浴びながら主審の横の席に座った。。話は半分ほど進んでいたらしく、席について10分程度で終了。。審判の控え室でそのまま審判だけで打ち合わせに入る。。まずは自己紹介から始まり、ロスタイム表示のタイミング、オフサイドラインのキープ、主審が見えないところのファールはドンドンとってくださいだとか、あと主審がなんらかの理由で負傷した時、L1である俺が代わりに主審してくれと頼まれた。。この試合の主審は2級審判の候補になる為の試験だったらしく、主審をやる人はかなり緊張していたので、なぜか自分も緊張していた。。試合が始まり、いきなり、自分が主審が見えないところのファールを見つけた!ミーティングで見えないところのファールはドンドンとってください!という言葉がよぎって、フラッグをバタバタなびかせてそれに気づいた主審も笛を鳴らしてファールをとってくれた!しかし、自分はフラッグを反則されたチームをさしたため、周りの反応が一瞬『は?』となっていた。。すぐに誤りに気づいてまた逆をさした。。主審の人も少し戸惑っていたが、しっかり合わせてくれた。。時がたつにつれ、最初は曇り空だったのに、いきなり雨が降りしきり、体は冷えるばかり。。一進一退の攻防が続いていた。。なんせ、1部と2部の入替戦なので、展開が速いし、ハーフラインからゴールラインを行ったりきたりしていた。。時計を見ると40分!でも主審は未だに4審にロスタイムの表示を支持しない。。時間がたつに連れ『おいおい!審判まだか?』と思っていた。。時計を見ると45分!ここでやっと俺は気づいた!『これってもしかして45分ハーフなんや!』と…ミーティングで遅刻したから、わからなく、てっきり40分ハーフだと思っていたのだった(汗)。。前半が終わりハーフタイムに、主審が『あのファールとってくれてありがとうございます!助かりました!』と言ってくれた。。俺、指す方向間違えたのに…。。とてもいい審判だった。。
試合が終わり、やっとサイバーの控え室へ行く。。そこには山盛りのバナナ、ウイダー、鬼笑ひ、盛り塩、そしてプーさんのはちみつ。。が置いてある。。誰もいない。。みんなアップしている。。早くいかなければ。。でも雨でぬれた審判服やストッキングがなかなか脱げない。。やっとの思いでユニフォームに着替える。やっとアップできるー!と思ったら制限時間の10分は過ぎてみんな控え室に帰ってきた。。(汗)その後、前半20分あたりで事件は起きた。。相手選手と接触!膝はパンパンに腫れてきた。。走ると痛む。。気持ち悪いほどの腫れだったのでやむなく交代。。みんな病院に行け!って言ったけど、病院に行くとこの後の飲み会に参加できなくなるので断じて拒んだのであった。。
投稿者:FC-Cyberstationat 07:34 | ジロー日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
気づいたらバナナを5本も食べていた。。。とりあえず4−2−3−1のダブルボランチで行こうと決め、黒板にメンバーを書いた所で代表ミーティングの時間になったので、国がHOME&AWAYのユニフォームとメンバー表を持ち本部席に向かおうとしたので、「国!俺らのユニフォームは絶対に青やぞ、もし工学部が青しかないと言ったら俺らがHOMEやから棄権してくださいと言え」と指示した。もうなりふりかまってられない前に練習した時に、二郎と西川さんもこんなくそ寒くなるとわかっているのに、去年の入れ替え戦も青で勝ったので絶対青だと指示が出ていた。うちの青のユニフォームは半袖。。。もう一着の白は長袖なのにどうしても青だと。もうジンクスというか神頼み。。。正直もし来年入れ替え戦になったら、風水か細木和子の本でも持ってきそうな勢いだ
誰かが「工学部もうアップ始めてるぞ!」とタレこみに来て、「若い奴に負けるな!」と誰かが言い、ダダダー!と控え室をみんなで飛び出す。。。これもいつもの光景だが、今思うとどっちのチームが先にアップをしたからと言って全然勝負に関係ない前のサブグランドでランニングを始め、15分ぐらいたった時に山下が「純さんいつものあれやろ」と声をかけてきたので、「よし!勝利の四角パスやるぞ!」と指示した。この勝利の四角パス。前に安がアップの時にやり始めた何の変哲もないパス練習だが、この四角パスをやり始めてから負けてないので、試合前の儀式として定着した。正直三角はトライアングルだが、四角の英語がわからなかったので、漢字読みにしたが、今考えるとネーミングがダサい。。。
サブグランドでのアップを終え、その後会場内での練習に移動、会場に入るとスタンドには雨の中大勢の人達が応援に来てくれていた。その中に安がコーチをしている少年団の子供たちの姿があり、安に応援メッセージ付きのドリンクも。。。本当にありがたいことです ポストシュートに展開の練習を終え、控室に戻る。そしていつものようにミーティング。雄太にサイドバックがオーバーラップした時のカバーリング、FWとMFに攻撃時にスペースをねらえと支持し、話しているうちにかなりまた気合いが入ってきた
そして無人島生活のよいこの浜口のようにドアをドーン!と蹴破って、誰かが言った
「学生狩りや〜〜〜〜!!!!」 30過ぎのおっさん達が全員でグランドに飛び出していった。。。
明後日につづく
投稿者:FC-Cyberstationat 08:59 | ガセッタ・デッロ・スポルト | コメント(1) | トラックバック(0)
いよいよ運命の一戦。今日負ければ3部降格、昨年苦労して掴み取った2部のステータスを失うことになる。この日はあいにくの曇り空、いつ雨が降ってもおかしくない天気だ何とか勝たないといけないと家をでる出てすぐに前に何人かで言って「自分達はツエー〇ン」と嘘をついていたキャバクラの女の子から「今日何人かで見に行くわ」と連絡が入る。「是非たのむわ」と言うと「チケットってどうなってるん?」と言われたが、ついつい「払っとくわ」と答えてしまった俺。こんな試合にチケット。。。。まだツエー〇ンと思ってるなぁと思いながら、会場入り
控え室に入るとベンチに山盛りのバナナが。昼集合だったので、ウィダーだけ買ってくると言っていた山下が気を利かせて買ってきたのだ。あれ?バナナと思ったときに「おつかれ〜」と康太郎、岩腰、宮が応援に駆けつけてくれた。「純さん買ってきたよ!食べてや」とでかいダンボールを渡された。中をあけてみると大量のバナナそういえば昨日康太郎からかかってきて「差し入れもって行くんで何がいいですか?」と聞かれバナナと答えていた。。。
白山から富士山にステップアップしたバナナを頬張りながら、メンバー表を記入する。自分はかなり前からスタメンをものすごく悩んでいた。今日の試合は引き分けでもうちが勝つルール、正直点を入れさせなければ勝てる最近した試合で、中盤はかなり機能していたが、ボランチの安が攻撃参加してしまうとそのボランチのスペースにボールを入れられ、高地がチェックに行ってかわされるとマサルと1対1になりピンチを迎える場面が多々あった。そこで雄太をその位置に入れてダブルボランチにし、スペースを消そうと安や高地と話あっていた。しかし、ガンバ大阪が自分の攻撃的スタイルを貫きACLを優勝したりしちゃったもんだから、シンや光はいつも通りワンボランチでと意見が対立していたただダブルボランチにしたらいいことばかりでもなかった。ボランチを1人にすると必然的に1トップになり、ノブとシンのどちらかがベンチになる。ただあの2人をベンチに座らすなんてもったいないので、シンをトップ下に一枚下げるとその位置にいるマルがサイドに追いやられる。マルはサイドもそつなくこなすが、攻撃時の持ち味がかなり半減する。本当に守備をとるか攻撃をとるかで迷っていた。。。試合前も山下に聞いたが「ワントップなら俺の出番ですね」と話しにならない。。。そこで当事者のマルに思い切って聞いたら、「そんなもんなんでもいいわ」と突っぱねられた。。。。お前先輩に対して言い方あるやろ。。。と思いながらも、あんなに悩んだのが恥ずかしかった
明日につづく。。。。
投稿者:FC-Cyberstationat 13:03 | ガセッタ・デッロ・スポルト | コメント(0) | トラックバック(0)
入替戦 2008年11月16日
キックオフ:14:00〜 / 試合会場:金沢市民サッカー場
FCサイバーステーション |
3 |
1−0 2−0 |
0 |
工学部FC |
得点者
安田
安田 高地
メンバー
前半 山岸 長沼 小林 石丸 安田 松村 向野 高地 辻川 中川(乾) 山田
|
後半 長沼(西川) 山岸(山下) 石丸(木下) 小林 乾(横山) 安田 向野 高地 辻川 松村(乾) 山田
|
戦評
変わらせぬ しょってるものが でかいから メイクレジェンド ここに完結
時は2008年11月。歴史は繰り返すとはよく言ったもので、昨年も確かに私たちはここにいた。そう、今年もやってきました年に一度の熱い男の冬支度。ここをやっとかないと年なんて越せません。張本さんはこう言いました。短期決戦は実力6割、運2割、体調2割。相手は学生界の勇、工学部FC。実力は地獄の強化月間で毎週のように練習試合をこなしてきた。運は験をかついで銘酒鬼笑ひと粗塩を盛りグラウンドに備える。雨で塩水になっていたが。。体調は3時間前のうどんにウィダー、プーさんも大好きなはちみつ、ダンボールいっぱいのバナナで準備万端。しかし監督は悩んでいた。。。ダブルボランチにするか否かを・・・考えに考えてバナナ6本を食して出した結論が今やバルセロナやチェルシーもやってる世界の常識は俺たちの常識4−2−3−1。ダブルボランチ推奨。スタンドには足元の悪い中、たくさんの人が応援に駆けつけてくれました。そんな中には安田フリークのちびっこたちの姿も・・・燃えないわけがありません。後は己と結果を信じて走るのみ。
前半、さすがはここまであがってきたチーム。若い力でスピードにのって攻め込んでくる。しかし、夏場を乗り切ったうちのチームはそんじょそこらの高齢者とは訳が違う。元気なお年よりは芝生の上を巧みにすべりまくって若者に自由を与えない。しかし張り切りすぎて開始10分くらいで雄太がイエローをくらう。何本か危ない場面もあったが集中したDFとダブルボランチにした中盤で押さえ込む。攻撃に関してはマルがサイドにいくことで中でのタメがつくれずつながりがいまひとつ。そしてアクシデントが起こる。スピードスター対決でキーマンになっていた二郎さんが接触プレーで膝を痛める。腫れあがった膝ではどうすることもできずやむなく交代。お頭の思いを引き継いだのは二郎一派の若手有望株乾。高校時代にサイドバックを経験していたというスピードスターはきっちり仕事をこなした。このまま終わるかと思われたロスタイム。ノブが予告通りのねちっこいドリブルでエリア内に侵入。相手二人に挟まれ倒された判定はPK。こいつのドリはまさに触れると爆破する地雷そのもの。敵じゃなくて良かったとつくづく思う。キッカーはヤス。ゴール左のポストをたたくが、がんばれ安田コーチの声援が後押しし、はじけたボールは逆サイドネットに吸い込まれていった。FCサイバーステーション待望の先制点。ここで前半終了。
ロッカールームでは各々の顔は雨にも負けず高揚していた。この一戦の先制の意味ははかりしれない。先制したことで余裕もでき、前線から潰しにかかるということでシステムを昭和の常識は俺たちの常識ツートップのワンボランチに戻す。これが功を奏したのかは定かではないが後半も押し気味にゲームをすすめる。15分ぐらいたったころ、工学部のゴール前は混雑していた。これが神が導き出した必然なのか!?工学部FC、エリア内でのボールが手のひらをたたくパシッという音が主審の耳に届く。安田コーチこの日2度目のPK。今度は危なげなく決め、鬼軍曹の高笑いが市民サッカー場を包む。2点リードとなるが油断はできない。イエローカードを受けたところから順に交代し、勝利の方程式の仕上げにかかる。おまけはコーナーキックからのこぼれ球をスネで強引に持っていった高地がゴール。膝の故障で5800円かけて今朝針を打ってきたかいがあったのかもしれない。そして待ちに待ったその瞬間が訪れる。
3−0。ここまでの道のりを考えれば決して楽な試合ではなかった。開幕5連敗と追い込まれてからの集中力はすさまじかった。若い工学部には悪いが、うちのチームは大人の事情でまだまだ負けるわけにはいかない。本当に良かった。応援してくれた皆様。練習試合などチーム強化にご協力頂いた方々、今年1年ありがとうございました。FCサイバーステーションはこれからも愛し愛されるチーム作りに邁進して、おもしろいゲーム、トーク、ブログを追求していきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
投稿者:FC-Cyberstationat 00:59 | 試合結果 | コメント(1) | トラックバック(0)
日曜日に行われる2部7位VS3部2位の入れ替え戦工学部FC戦のスタメンを発表します。
GK 山田 DF 高地 辻川 向野 中川 MF 安田 小林 石丸 松村 FW 長沼 山岸
以上です。
この試合何としても勝たなければいけません!このスタメン、それ以外のメンバーも今年JとACLを掛けもちしたぐらい、試合をこなしてきました!もし時間があり、応援に来てくれる人がいらっしゃればぜひ力を貸してください!
11月16日(日) 金沢市民サッカー場 14:00キックオフ!!
投稿者:FC-Cyberstationat 08:53 | お知らせ | コメント(3) | トラックバック(0)
運命の入れ替え戦まであと3日。もうやるしかない思い起こせば、去年も金沢市民サッカー場で2部昇格をかけて戦った。が降って、気温もぐっと下がり、しかもユニフォームも半袖ででも何とか勝って昇格した。2年連続また次は残留をかけての戦いが幕をあける天気予報を見てみるとやはりだったこれも運命。絶対、2部に残留するという熱い思いを込めて、絶対残留祈願!
投稿者:FC-Cyberstationat 07:52 | ジロー日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
練習試合 2008年11月11日
キックオフ:19:30〜 / 試合会場:北陸大学フットボールパーク
FCサイバーステーション |
1 |
1−1 0−1 |
2 |
FC・SOUTHERN |
得点者
安田
メンバー
前半 山下 山岸 本田 小林 乾 安田 金崎 高地 辻川 松村 山田
|
後半 山下 山岸 本田 小林 矢木 安田 道花 高地 辻川 松村 西川
|
戦評
BASTA3 オヤジ軍団 輪になって 準備万端 学生狩りへ
お疲れ様です。北陸大学フットボールパーク。1部に胸を借りてみよう!シリーズの第2戦目はリーグ3位のFC・SOUTHERN。入替え戦前の最後の練習試合となりました。ここまできたらおもいきりやるしかないです。
うまい・・・パス、トラップはもちろん、ボールをうける前の動き出しなどもやはりものが違う。ダイレクトパスでバンバンつながれる。先週の大徳もそうだったが1部の上位チームはチームとしての完成度が高い。しかしサッカーは何が起こるかわからない。先制点は鬼軍曹の左足から生まれた。ミドルレンジから狙いすましたシュートはゴール左スミに吸い込まれた。その後は地の利なのかはわからないが湿った人工芝ですべりまくってるうちの選手に対して、ほとんどすべってる選手がいないサザン。慣れてるからと慰めあったが、間違いなく足腰の強さの差だろう。。DFラインでのパスミスから畳み込まれ同点ゴールを許してしまう。
後半に入ってからもサザンは簡単なはたきでゲームをつくり攻め込んでくる。基本がしっかりしている人間が集まると一つ一つのプレーも正確で卒がない。FKのリスタートから一旦外に振られ、中央に走りこんできたところに出され追加点を許してしまう。うちの攻撃も何本かおしい場面もあったが、ここぞというときの精度に欠き決めきれない。結局このまま試合終了。
得点差以上に実力差を感じた一戦となった。こんなサザンもテイヘンズには10点取られて負けているのだから世の中上には上がいるのだと感心してしまう。だからといって次の入替え戦には負けるわけにはいかない。個人のヒーローなんかはいらない。全員がチームプレーに徹して歓喜の瞬間を共に味わいたい。
投稿者:FC-Cyberstationat 07:24 | 試合結果 | コメント(1) | トラックバック(0)
FCサイバーステーションは、未来ある若手の育成に取り組んでいます。強くなりたいのはやまやまですが、1にサッカー、2にサッカーではありません。1にサッカーかもしれませんが、1.2ぐらいで懇親会や家族がきます。その家族という理念に基づき、若手育成の元である少子化問題にも積極的に取り組み、メンバーのほとんどが子持ちで、子供が3人いる家庭も多数あります。1のサッカーではあまり上手くなれるように指導は出来ませんが、写真のように他の所で若者の才能、長所を引き出す自信はありますFCサイバーステーションは未来ある若者を来期に向けて募集しています。是非ご加入ください!
PS 写真は先週大徳戦の後、久安のホルモン倶楽部で、今年新加入の太鼓芸人、山田が「めっちゃ楽しいっすわ」と言いながら脱ぎ始めた瞬間です
投稿者:FC-Cyberstationat 12:47 | ガセッタ・デッロ・スポルト | コメント(0) | トラックバック(0)
練習試合 2008年11月8日
キックオフ:19:30〜 / 試合会場:北陸大学フットボールパーク
FCサイバーステーション |
0 |
0−1 0−1 |
2 |
大徳ペラーダ |
得点者
メンバー
前半 長沼 山岸 石丸 小林 中川 安田 向野 松村 金崎 本田 山田
|
後半 山下 長沼(道花) 石丸 小林 横山 安田 向野 松村 中川 木下 西川
|
戦評
酒をくれ 吐いて戻して また飲んで 24歳 酒におぼれる
お世話になります。北陸大学フットボールパーク。入替え戦が来週と迫り、今日の相手は1部の強豪、大徳ペラーダ。なかなかやれる相手ではないので、どこまでやれるのか楽しみである。
序盤、マル、ヤス、ヒカルがボールにからみ素早いパス回しで攻め込んでいくがシュートが枠を捉えられない。一方ペラーダもダイレクトパスからペースをつかみ、一進一退の攻防が続く。先週の押水戦でヒーローとなったポンちゃんはそんな早い展開にキリキリ舞。ハーフでの先発出場だったがいつのまにかDFになっていた。そして一瞬の隙をつかれ、あっけなく先制される。
後半に入り、前半飛ばしすぎたためか運動量が落ち始める。パスがつながらなくなり、ドリブルが多くなる悪循環。中盤は完全に支配され、好きなようにやられた。ループで追加点を奪われ試合終了。
1部とはやはりまだまだ差があると感じた一戦だった、しかし遠すぎるということもないと思う。まずは次週の入替え戦。きっちり結果を残そう。
投稿者:FC-Cyberstationat 23:52 | 試合結果 | コメント(1) | トラックバック(0)
人は生まれてきたからにはその人それぞれの役割があると言うが、この前の押水戦は写真の二人の役割の順番が回ってきたのだろう。。。もちろん得点を取るのには、その得点を狙える位置にいなくてはいけないし、そこにボールがくるという運もあるだろう。うちの得点はやはり去年なら、2トップのシン、ノブ、そして孝がほとんどを握っていたが、今年は2トップはもちろんのこと鬼軍曹ヤスや光もその役割を担っている。運も実力のうち、まさしくその通りだと思う。はたして1週間後に迫った入れ替え戦その運を持ち、その日の役割をこなすのは誰になるか?楽しみである。 PS 添付資料は今年の中盤までの試合、得点者データです。../upload/75749138603b0a32.xls
投稿者:FC-Cyberstationat 09:06 | ガセッタ・デッロ・スポルト | コメント(0) | トラックバック(0)
投稿者:FC-Cyberstationat 08:00 | ジロー日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
TKと言っても高地晃司(たかちこうじ)ではありません。小室哲哉もあんなにお金があったのに何に使ってしまったのだろう人はやはり金や名誉があると、おかしくなってしまうのでしょう。仕事上会社の社長様に会うことが多いが、やはり社長だからと言って威張ってる人が多い。。。自分の会社の自慢、そして自分の自慢。。。聞いてもないのに話がそれて耳に入ってくる。どんなに会社が大きく、儲けていても謙虚な気持ちを忘れないでいたいものです。それはサッカーでも一緒。よく「アイツはこのプレーが出来ないからダメだとか、今のサッカーの現状はどうだ」とか力説する人が入るが、どんなサッカーが上手くても、知識を持っていてもその人達はプロではないのだから、言い方の問題もあるが、人に注意する時、話す時は相手を尊重して話さなければいけないと思う。石川県の1サッカー選手がお山の大将気取りでしゃべっていても恥ずかしいだけだかなりサッカーが上手くて、知識のある人が「俺よくわからんのやけど。。。こうしたらいいかも」とさりげなく教えてくれたら、スゲー聞く耳を持つし、尊敬するかもまぁ知識もないけど、絶対に上手くはならないと思うので自分は無理だと思いますが。。。
PS 昨日オーナーから電話があり、現在石川県在住の元JリーガーのR.T(26歳)やフットサルのY.S(28歳)が所属チームを探しているので、声をかけたので入団するかもと連絡がありました
投稿者:FC-Cyberstationat 09:46 | ガセッタ・デッロ・スポルト | コメント(2) | トラックバック(0)
まずこの押水戦、試合結果には書いてないが、開始5分急遽キーパーに入ったFWの山下が、転がってきた球をキャッチして「いくぞ〜!!」と調子に乗って前線目掛けてパントキックをしようとしたら、すぐ目の前にいた相手FWに直撃!多分9番の選手だったが、しばらくは腰を抑えて動きが鈍かった。。。早くもエースキラーの異名を発揮そして先取点を取ったポンちゃん。かなり動きが鈍く、ディフェンスではマークの相手選手には、置いてかれるばかり。かなりフリーにさせていたので、ベンチみんなで注意すると手で「あれ?」とマークの選手を指さし、無理無理と手を振るジェスチャー。。。かなり右サイドの相手選手がフリーだったが、奇跡的に相手に渡らず難を逃れる。俺らも黙って気付かれないように祈っていたそしてまさかのCKからのヘディングシュート!!ノブのキックが相当よかったのか、ポンちゃんは相手に押されて倒れたら奇跡的に頭に当たった2点目は拓郎。この男はいつになく頑張っていた。山下がボールを持つたびに味方なのに野次を飛ばしていたが、得点は綺麗なものだった。しかしポンちゃんもそうだが、後半になると怪我もしてないのに足を引きずりだし、最後マルと交代するときは、複雑骨折の足の引きずり方だった。。。本当は風邪のマモルと一回も練習にきてないヨシを交代させる気だったが、こいつらが交代してしまったので、ヨシなんか最後意識もうろうとしながら、プレーしていた相手も多分控え選手中心だったためラッキーな勝利を手にしたので、今自分達は優勝を目指そうか検討している。。。
PS その後審判をした拓郎の話、かなりおもろかったプリントアウトして残してあるなんてはっきり言って光栄です
投稿者:FC-Cyberstationat 13:32 | ガセッタ・デッロ・スポルト | コメント(1) | トラックバック(0)
社会人選手権2回戦 2008年11月2日
キックオフ:13:20〜 / 試合会場:二日市グラウンド
FCサイバーステーション |
2 |
2−0 0−1 |
1 |
押水FC |
得点者
本田 木下
前半 山岸 木下 小林 本田 安田 松村 吉田 高地 金崎 中川 山下 |
後半 山岸 木下(石丸) 小林 乾 安田 松村 吉田 高地 金崎 中川 山下 |
戦評
時の人 ちょっと待ってや まだやるよ ジャイロシューター 本田吉立
社会人選手権の2回戦。相手は県リーグでは苦杯をなめ、カップ戦を含め何度か対戦しているが勝った記憶のない押水FC。トーナメント戦ではここ数年、初戦敗退が続いている中、GKもいない緊急事態。しかし、緊急事態はこのチームにとっては日常茶飯事。監督のサプライズ人事で勝負に出る。バルセロナやチェルシーもしている4-2-3-1と山下のGK。大胆采配が鍵を握るか・・!?
前半から中盤での攻防が見られる。押水はうまいパス回しで崩しにかかるが、厚くした中盤がこれを許さない。ここで試合を動かしたのは意外な男だった。ノブのCKをニアに飛び込んできたのはジャイロに愛された男、本田吉立(32)。大技、超低空エア・ジャイロ炸裂!瞬きした瞬間、ボールはネットに突き刺さっていた。これが采配の妙なのか・・・もはや酒の席が定位置かと思われた男の顔はやってやったという満足感を青白い顔いっぱいで表現していた。その後も猛攻が続く。今期初スタメンのヨシが左サイドから低めのセンタリング、中央でユウタが落としたところを拓郎が豪快に蹴りこんで貴重な追加点をあげた。失点覚悟のDF陣はGKに不安要素があったためか早いチェックで仕事をさせず、前半を無失点で折り返す。
後半に入り暴風が吹き荒れる。この日金沢市では竜巻雲が発生するほど不安定な空模様。そして忘れてならないのは樹海を刈り込まれたとはいえ、ここが大地荒れ果てる二日市であり何が起こるかはわからないということ。そんな不安が的中する。ここまでDF陣の奮闘もあり無失点に抑えてきた山下がロビングボールを確実にキャッチし、立ち上がったその瞬間、ハッパ、そして開通。まさかのポロリに一同言葉を失う・・・。こんなところで沈んではならない。ここからが正念場。途中出場が多いメンバーがフル出場となると体力的にしんどくなるのは否めない。マモルさんは風邪を引いての強行出場。ヨシは不祥事で世間の目が厳しいのをかいくぐっての強行出場。鬼軍曹には怒られていたが・・・。みんな何かを背負って勝負にきている。そして歓喜の勝利。
まさか勝てるとは思っていなかったとは監督の率直な感想。諸事情で普段は控えに回ることが多いメンバーで構成されたこの一戦。その控えメンバーの活躍で勝てた一戦。入替え戦に向けてチーム全体の底上げになったのではないだろうか。3回戦は県庁に競り勝った野々市SCに決まった。一度負けているだけに次は負けられない。明るい未来が待っている。それを信じてがんばっていこう!
投稿者:FC-Cyberstationat 10:18 | 試合結果 | コメント(0) | トラックバック(0)