vs 大徳PELADA・FC
社会人選手権 準々決勝 / 2009年11月29日
キックオフ:11:30〜 / 試合会場:県営根上サッカー場
FCサイバーステーション |
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大徳PELADA・FC |
PK 1 2 3 4 5 TOTAL 大徳 ○ ○ × ○ × 3 サイバー 石丸 山下 乾 高地 中川 Kicker ○ ○ × × × 2
得点者
メンバー
前半
山下 石丸 中川 埴田 辻川 出村 高地 乾 山田 |
後半
山下 石丸 中川 埴田 辻川 出村 高地 乾 山田 |
戦評
2人減り 違うスポーツに 早変わり
社会人選手権の準々決勝。ここまでこれたことがすでに奇跡みたいなものだが、準々決勝というのにもかかわらず、集まった人数はなんと9人。ありえない・・・。しかも相対するは2009石川県1部リーグ王者、大徳PELADA。この横綱相手にたった9人でどう立ち向かえばいいのだろうか。。442、451、いろいろ試行錯誤してもこたえなど見つかるはずもない。絶対的に足りないのだ。ただ、わかったこともある。それは守るしかないということ。勝機を見出す布陣。それが530。5バック&3ボランチ。見苦しい戦いになるかもしれないが少なくたってやはり勝ちたい。新しい伝説を作るため、泥舟に乗った9人の小人は無敵艦隊を倒しに大海原へと80分間の旅に出た。
前半から98%、ボールを支配される。しかしこれは想定内のことであせりはしなかった。自陣3分の2エリアに入ってからのチェックということで徹底されていた。まずはセンターボランチの山下が追い込みをかけ、右ボランチ、左ボランチの二郎&石丸が出先をチェック。サイドに流されたボールはダイシと乾がただではセンタリングを上げさせない。仮に中央に上げられても高地とデムが弾き返す。対応しきれない分は鳥人山田が飛び出してくる。これらをコントロールするのは少人数サッカーの申し子、マサル。各々が役割をしっかりこなしシンプルかつ計画的に時間が進んでいく。そして前半を無失点に抑える。
ハーフタイム、疲れきった中にもしてやったりといったほくそ笑んだ顔がそこにはあった。集中が続いていたのか、誰が言うともなく後半のピッチには全員が早めに出て行き相手を待ち受けた。後半に入ってもやることは変わらなかった。試合前にやった練習はロングキックのみ。クリアするボールの距離は時間の経過と共に浮き球からゴロゴロになってきたが気持ちは切れなかった。しかし相手も百戦錬磨の強豪、ガードの上からでもどんどん撃ってくる。1点取られた場合のシュミレーションもしたが、机上の空論であっておそらく一気に持っていかれることはみんなわかっていた。だからこそどれだけ打たれても耐え忍んだ。こういった展開で怖いのがフリーキック。終了間際にエリア付近でのファールで絶対ピンチを迎える。時間がないのをみて相手GKも上がってくる。しかしこのピンチも凌ぎ、ボールはデムの足元に・・・。その目の前、ヴィクトリーロードは開かれていた。GKのいないゴールは唯一のシュートチャンスであり勝機でもあった。5バックのセンターに陣取ったムラムラ戦隊デムレンジャーのデムレッドはこの大チャンスでこの日最高のクリアー!試合終了。最後にちょっと欲が出たせいですっきりしなかったが無失点で80分を戦いきった満足感の方がやはり大きかった。
流れからいけばPK勝ちするのが世の常。背番号の若い順から蹴ってみようということで 6→11→14→15→21 で蹴ることに。序盤お互い決め合い、3本目にバンビが止めて盛り上がるが、乾がちょろキックであっさり止められると、高地は力んで枠の上に。決めれば同点という場面でベテランらしからぬ力みで高地とまっとく同じように外した二郎アニキが最後のキッカーとなり終了。80分はよくやったが、ここで勝ちきれないのが今のうちの弱さか。
今日で今年の公式戦はすべて終了。1年間おつかれさまでした。PKを外した不甲斐ない3人には最後、ロッカーの掃除をしてもらいました。二郎一派率が非常に高いこの試合でのA級戦犯。2010の一派存続に暗雲立ち込めます。。。
投稿者:FC-Cyberstationat 00:56 | 試合結果 | コメント(0) | トラックバック(0)